人気ブログランキング | 話題のタグを見る

いわてのホームスパン新着生地!


  届きました~!!
 
  今回は、いわてのホームスパンの新着生地のご紹介です。
 
  日本ホームスパンの吉川専務が小岩井農場まきば園ウール工房
  行く途中に届けてくれました。
  Y専務も大変です。花巻と小岩井農場を「シャトル織機」のように往復しています。
  それでも、なんぼ岩手が田舎でもハイウェイは通っていますしETC車もOK!ですので
  丸一日がかりということはありません(笑)。

  好い~感じです!!さすがパリコレのハイブランド達に生地を提供しているだけあって
  洗練されています。

  今回はメンズ向けの色柄も多く、シルク素材を多用してウールだけでは出せない
  風合いを表現しています。

  ジャケットでもリニアコートでもOK!!ですね。 

  【IHATOVジャケット】 de オーダー価格14万円~21万円(税抜き)です。
 
いわてのホームスパン新着生地!_c0177259_0263014.jpg


  実際に見て手にとって触れてみてください。

いわてのホームスパン新着生地!_c0177259_051389.jpg


  写真アップの他、多数揃っています。

いわてのホームスパン新着生地!_c0177259_0554417.jpg


  いわてのホームスパンにこだわる訳の追記になりますが、
  私が一番【IHATOVジャケット】が似合うと思っているイメージのところを言いますと、
  日本を代表する世界的建築家の安藤忠雄氏の作品です。
  「安藤先生、生意気言っておもさげねんどもホントのごどだもんで勘弁してくなんせ」
  (翻訳:生意気を言いまして申し訳ありませんが、本当のことですので勘弁して下さい)

  私が実際に肌で感じたことのある作品は、北海道トマムの水の教会、原宿の表参道ヒル
  
、六本木の「OXY」、青山の「COLLEZIONE」
  だけですが、安藤先生の世界に先駆けた打ち放しのコンクリートでの表現法が
  自然なモノと融合させたり、その場の環境を考えたデザインにしているのが魅力的です。

  かの有名な「住吉の長屋」等関西方面に作品が多いのでなかなか・・・。
  六月にOPENした「新渋谷駅」は行けるかな(ワクワク)
  でも最近、お隣りの「秋田県立美術館」のデザインを手掛けられることに決まったようです。
  東北人にとっては素晴らしいことですね。

      いわてのホームスパン新着生地!_c0177259_216429.jpg


 参考までに店の柱をバックに撮った
 のですが、コンクリートの無機質な
 冷めた素材感と、ホームスパンの
 有機質な暖かい素材感が絶妙に
 マッチンぐぅ~!(親指)なのです。
 
 こちらのJKは「サマーツィード」
 リネン&シルク素材です。
 これから???とお思いでしょうが、
 年末年始のお供に最適です!!
 カーディガン感覚で着られますので
 畳んでトランクへポイっ!OKです。

 常夏、国内でも沖縄辺りに旅行へ
 行かれる方には必須アイテムです!
 「沖縄でも着られるホームスパン」
 いい~キャッチフレーズですねぇ~
 



 
  次回は、いわてのホームスパンにはこれしかねぇ~べと思いやす桃太郎ジーンズです。



                                                See you again
  
                          

# by itsformen | 2008-10-01 00:22 | いわてのホームスパン | Comments(0)

特集:「いわてのホームスパン」にこだわる!! その参


【IHATOVジャケット】 壱型(秋冬モデル ’07 12月作)

こちらが元祖“イーハトーヴ・ジャケット”です。

特集:「いわてのホームスパン」にこだわる!! その参_c0177259_17592769.jpg

岩手~花巻~東和~土沢~
アート~ミュージアム~野山~自然~ とイメージを膨らませていったらやっぱす!!
「宮沢賢治」
岩手人なら誰もが知っていて都会の皆さんにもファンが多く外国人の皆さんにも
Kenji!!Oh~fantasticと言われてるかは分かりませんが(笑)岩手を代表する人気No.1選手には間違いありません。
そこで賢治にあやかりまして理想郷イハテ「イーハトーヴ」とホームスパンで理想の日常着を、とのイメージが見事にマッチしたのが【IHATOVジャケット】です。
オーダー価格¥178,500



  この角度から見ても ~いい顔してますねぇ

特集:「いわてのホームスパン」にこだわる!! その参_c0177259_181831.jpg

日常着といってもお値段はラグジュアリーですので地元では、“いつかはホームスパン”的なところがあります。
でも、写真でもお分かり頂けると思いますがデザイン等10年経っても飽きのこない色褪せないモノに仕上げています。
30代~50代の方であれば優に着られると思います。

費用対満足度は抜群です!

都会の皆さんには、日常がラグジュアリーと思いますので毎シーズン新作をオーダーして頂きたいですね(笑)。






  ~ナチュラルに包まれる肩

特集:「いわてのホームスパン」にこだわる!! その参_c0177259_19532725.jpg

秋冬モデルといっても毛芯は薄く柔らかく、肩パッドも薄くときにはノンパッドにして、デザインパターンもフィット感はありつつ自然に包み込むようにしています。

襟巾、ゴージの高さ、釦位置はトレンドを意識していますが、本来のクラシックがベースにありますので、ブレのない安心感があります。

ステッチワークは超絶品です。
素材に合わせてこのモデルのようにボリューム感があるものは7㎜巾、弐型のように薄く柔らかいものは極限コバステッチにしたりとカスタマイズいたします。



  ~腰ポケットの絶妙な立体感

特集:「いわてのホームスパン」にこだわる!! その参_c0177259_21313827.jpg

ここが一番、壱型でこだわった所です。
フラップ付きのアウトポケットで、なんとマチがある。
ハンカチーフとかモノを入れたときの好い感じの立体感!

素材感のいい本物のデニムを穿いて、屋外や自然の中にある「ミュージアム」を散策するというのがテーマの一つにありましたので、アウトドアな雰囲気を醸しだすこのベローズポケットには拘りました。

ホームスパンの中でもお洒落着的な素材よりも粗野感のある一見ザックリとしたものが理想の日常着を演出するのによいでしょう。



  おまけ(笑)

特集:「いわてのホームスパン」にこだわる!! その参_c0177259_2252614.jpg
イーハトーヴ・ジャケットを着て一度は訪れて貰いたい私のお薦めスポットは、賢治の童話村と、お向いの賢治記念館の屋外を散策することです。
(因みに、ここと土沢一区は歩いたら大変なことになりますが、信号がほとんどないので車では10分足らずです。笑)
 
地元の皆さんは「な~んだ」と思うかもしれませんが、童話村は広々として、アートな雰囲気もあり大人でも十分楽しめますし、記念館の散策は、これからの紅葉の季節はバッチぐぅ~!(親指)です。
八幡平のような壮大な迫力はありませんが、一輪挿しを眺めているような“紅”を感じることができます。



三回シリーズでいわてのホームスパンにこだわる訳を紹介させて頂きました。
 
なんぼがぺっこ(翻訳:ほんの少し)はご理解頂けましたでしょうか?

次回は、ホームスパンの新着生地です!


んだらまんつ(翻訳:See you again)

# by itsformen | 2008-09-29 00:08 | いわてのホームスパン | Comments(2)

特集:「いわてのホームスパン」にこだわる!! その弐


女   あらっ  素敵なジャケットになったわ!!

男   やっぱり it's formen でオーダーしていがった! ほっ

特集:「いわてのホームスパン」にこだわる!! その弐_c0177259_1361970.jpg


























ということで、こんな感じに出来上がりました。

傑作 【IHATOVジャケット】 弐型(春~初秋モデル ’08 3月作) 
オーダー価格¥120,750                                          

    
it's formen HPの特集の画面と、大人の北東北エリアマガジンラ・クラ9月号のアートな逸品でご紹介しているのがこちらのジャケットです。

その裏で、このジャケットが完成するにあたっては東和プラムの職人さん達の大変なご苦労がありました。
その壱の写真でもお分かりのようにガーゼのように柔らかいのです。
柔らかい素材というのは、それを形にする人にとっては非常に厄介なのです。

オーガニックコットンとウールのハーフ&ハーフでメランジェ柄。8色展開。
ニットのような着心地を求めていた私は一目で気に入りました。


特集:「いわてのホームスパン」にこだわる!! その弐_c0177259_1543430.jpg


そして、デザインとパターンを決めて工場へオーダーしたところ・・・土方製造部長から電話が??
「じゃ じゃ じゃ 旦那さん!さきたとなりがら生地届いだんだどもさあ~ こんたに柔らけど思わねんだおん、なんちゅにしたらいがえんか?」
(翻訳:困りました社長!先程、となりの日本ホームスパンさんから生地が届いたのですが、こんなに柔らかい生地とは思ってもいませんでしたので、どの様に仕立てたら宜しいですか?)

とありまして、私の返答「さっ さっ さっ そんたなごど言わねんでさあ~ い~あんべに なんちゅにがしてけねえんか!」
(翻訳:いやぁ そう言われてもねぇ ニットのような着心地にしたいからなぁ いい具合に仕立てて貰えないですかね!)

ま、こんなやり取りがありまして。(笑)  
な、なんと!その日の夜、工場の勤務が終わってから土方部長始め製造の主要メンバーが打ち合わせに駆けつけてくれたのです。(*東和プラムのHPに写真が載っています)
遠い所 (*岩手の面積は四国4県に匹敵します)、「おもさげね~(翻訳:申し訳ない)」と思いつつお互いに意見を交わしてGo!!となりました。

さすがです!予想以上の出来栄えで着心地も抜群です!!

皆さんには是非、実物を着て頂きたいですね(笑)。

次回は、【IHATOVジャケット】 についてアップします。            

                                             See you again      

# by itsformen | 2008-09-25 17:15 | いわてのホームスパン | Comments(0)

特集:「いわてのホームスパン」にこだわる!! その壱


初めのご紹介は、やはり「いわてのホームスパン」からでしょうね。

「いわてのホームスパン」についての情報は日本ホームスパンのサイトやネットで検索するとワンサカ出てきますので、ここでは割愛します。

今回は、私が「いわてのホームスパン」にこだわる訳をお話しします。

ここ盛岡でも手機織りのホームスパンは昔からありまして、私などは、子供の頃からのイメージで、百貨店やお土産物屋で売られているマフラーや小物をお年寄りが身に着けるものという印象を強く持っていました。

洋服業界に携わってからも百貨店の売り場へ見に行ったりもしましたが、「ん~柄がシブすぎ~」「デザインが古すぎ~」と思っていましたので、特別な興味はありませんでした。
(個人的にはツィード素材は好みで、よくイタリアやイギリス素材の“ホームスパン風”のジャケットを着ていましたよ。笑)

が、しかし、五年程前と思いますが、今の花巻にある【日本ホームスパン】で織った生地を世界のスーパーブランド、◯ャネルが採用!!という記事を新聞で見た時には驚きでした。
「ながながやるなはん(翻訳:なかなかやるじゃん)」と思ったものです。

日本のイッセイ・ミヤケへ提供しているのは知っていましたが、パリコレやハリウッドスターの衣装をこの岩手で織っているというのは凄いことだなと思いました。
(因みに、i・mのテキスタイル・デザインのボスは盛岡出身で私の中学時代の後輩です。後々ご紹介します)

そんな訳で次第に関心も高まっていき、it's formenでも岩手発のオリジナルを創れないかと考え始めました。
そこで、オーダースーツを始めた頃から仕立てを依頼している東和プラムであれば、本場欧州にも負けない技術を持っているので「いわてのホームスパン」で極上のジャケットを仕立てられるのではないかと工場見学も兼ねて訪ねました。
(実はこの二社、花巻市東和町の土沢一区という所に隣り合わせにありやんす)

訪ねてビックリ!!
ホントに昭和の遺産的な建物でノスタルジックな雰囲気のなか機織りしてるのですよ。
菊池社長と吉川専務に、織り上がるまでの作業工程を見せてもらい生地の説明を受けて「こりゃ~なんちゅにがしねば(翻訳:この高鳴る想いどうにか形にしなければ)」と、鼻息を荒くして帰ってきたのでありました。

国内外のコレクションブランドへ生地を提供しているためか、レディス向けの素材が多いのですが、その中でもメンズのジャケットに合う色柄、風合いのものがあり、世界にも類のない独特の感性が皆さんを魅了するのではないかと思っています。

しょっぱなから長くなってしまいましたが、ホームスパン特集はまだまだ続きますよ~

次回もお楽しみに!!                          


See you again   
             


特集:「いわてのホームスパン」にこだわる!! その壱_c0177259_0481026.jpg


                   女   これ何?

                   男   ん~何だべ??
  
                 

# by itsformen | 2008-09-23 00:55 | いわてのホームスパン | Comments(0)

OYAJIの初ブログ!!


 皆さん、大変お待たせしました。

 OYAJIの初ブログ!! アップしましたぁ~!

 なにしろパソコン操作は全くの初心者でございましたので・・・・・・でした(汗)。

 HPの制作に携わってくれた、岩手の名メディア・プロデューサーのchoo@さんと
 ウェブ・デザイナーのfujiwara@jrさんのご指導ご鞭撻のもとようやくアップ出来ました(笑)。

 洋服屋の目を通して、男のライフスタイルを面白可笑しく綴っていければと思っています。

 初めは、it's formen オーダーメイドメニューをハウスモデルとお客さんオーダーの新作を
 織り交ぜながらご紹介していきます。

 洋服に限らずクルマ、バイク、時計等のこだわりのモノや盛岡、岩手のこだわりの名所を
 時おり盛岡弁やじぇご(田舎)言葉を交えながら(都会の皆さんには翻訳付き)
 私の独断と偏見でアップしていきたいと思っていますので(笑)、

 末永~く、どうぞ宜しくお願いします。


OYAJIの初ブログ!!_c0177259_22214386.jpgOYAJIの初ブログ!!_c0177259_2213529.jpg










OYAJIの初ブログ!!_c0177259_222419.jpgOYAJIの初ブログ!!_c0177259_2225279.jpg











                      こんな感じでやってます!!

# by itsformen | 2008-09-15 17:45 | 自分スタイル | Comments(0)