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【TUWAMONOスーツ】で“勝負する” プレゼンテーション編& 室舘 彩LIVEお知らせ


 今回は、ご来店もオーダーも【TUWAMONOスーツ】も初物づくし、理想的なご紹介のかたちで
 いらっしゃいました盛岡のHMさんの作品をご紹介します。


                                  “プレゼンもエレガントに”

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 【TUWAMONOスーツ】

 ご紹介くださったのは「KENZO」が
 お好きでその頃から永くいらして頂い
 ている盛岡のYKさんです。
 「ビシッとキマるヤツを作ってあげて」
 ということで“一緒に連れて”きてくだ
 さいました。
 (おまけにネクタイも買って頂いた)

 HMさんは、好青年な世代ですが大
 学のO教、“学会での発表”では「ま
 だ若輩者ですから」なんていう言葉
 は通用しなくなります。
 名立たる“つわもの”たちの前で負け
 ないように“自己をアピール”しなけ
 ればなりません。 

 目的もご予算も“ピッタリ”ハマり選ん
 だ生地は“光沢のブラック”
 ウール&モヘアでSuper120'sの
 「葛利毛織」らしいしっかりとしたサー
 ジ素材で1.5cm間隔に入った織柄のストライプ。

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 そしてデザインは“ダブルブレスト”
 と決めていたようですので、やはり
 ここは“エレガンスの極み”ということ
 で「LBSクラシック」44のパターン
 (型紙)を起用しました。

 ただHMさんは、体型が細身でトラウ
 ザーズもノンタック、しかも“若い”方
 ですので着丈をやや短めにして釦位
 置が全体の中心にくるように調整し、
 腰ポケットを“チェンジスラント”に設
 定してノーブルに“カッコよく”見える
 ように仕上げました。

 といっても【TUWAMONOスーツ】の
 信条は“クラシックスタイル”(時代を
 超越した最高級のもの)にあります
 ので、百貨店やセレクトショップの店
 員さん(ルパン三世系)のような“ピタ
 ツル”仕様とは違います(笑)。

 この「LBSクラシック」は、小柄で細
 身な人でも恰幅のいい人でも、シン
 グルブレストでもダブルブレストでも“本当にシックリ”きます。
 どんな“体型”どんな“顔”の人でも“エレガンスの極み”を味わうことが出来ます(笑)。


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【TUWAMONOスーツ】で“勝負する” プレゼンテーション編& 室舘 彩LIVEお知らせ_c0177259_1892348.jpg
 ドレスシャツは、やはりワイシャツ
 の語源“ホワイトシャツ”ですね。
 ちょうどVIPフェアの期間でしたの
 で「ロイヤル・カリビアンコットン」
 の生地の光沢がある“ヘリンボー
 ン”を選びました。

 衿型はエレガンスが際立つ「ラウ
 ンドチップ」にしてカフスはすんな
 りの「ノーブル」、ボディは「ダーツ
 スタイル」でタイトフィット。
 “チラリと見える”所にも気を遣い
 釦は「白蝶貝」で“貫録”です。

 HMさん、【TUWAMONOスーツ】で“勝負”できてればいいですねぇ。(心配だなぁ~)
 将来の学長候補でしょうから「ビシッ」とキメて、これからも末永く「ビシバシッ」とオーダー頂きたい
 ものですねえ~!!(ゴマとスリ鉢)






                          “号外だよ”

                 LOTUS BLOSSOM TOUR 2009

           ワルター・ラング(ピアノ)&室舘 彩(ヴォーカル) 盛岡LIVE 

               6月14日(日)  開場18:30  開演19:00 
  
                          前売り3,500円 当日4,000円
       
        会場  すぺいん倶楽部   盛岡市大通り1-9-23 陣ヶ岡第一ビル5F

  お問い合わせ ご予約 Tel 019-654-2055 http://spain-club.jp (すぺいん倶楽部)


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 LOTUS BLOSSOM
 
 ’01 横浜ジャズプロムナードで出会った二人は翌年にユニットを結成。
 「LOTUS BLOSSOM」をミュンヘンにてレコーディング、Perouet社(ドイツ版)よりリリース。
 
 盛岡での二人の演奏は実に5年ぶり。’04年の岩手大学農業資料館(国重要文化財)でのコン
 サートでは、「ローレライ」や「ブラームスの子守唄」の他、宮沢賢治、石川啄木、ビートルズ等を
 ジャズにアレンジ。歌詞は全て日本語、賢治の歌では方言でも歌い200名の観衆を魅了した。


 ワルター・ラング(ピアノ)

 アムステルダム芸術大学、バークリー音楽学校卒。
 ’05年「WALTER LANG TRIO」スイングジャーナル誌ジャズディスク大賞最優秀録音賞、
 ’07年「ロマンチック街道の彼方」スイングジャーナル誌ゴールドディスクを受賞


 室舘 彩(ヴォーカル)

 岩手大学教育学部 特設美術科(現芸術文化課程)卒。
 ’97年 舞踏オーケストラ大豆鼓ファームに出会い、完全に音楽に転身。
 ’98年 「渋さ知らズ」にヴォーカル、フルートで参加するようになる。
 現在、「渋さ知らズ」を母体に東京都内を中心に活動中。 

 *’04年に行われたコンサートの模様はhttp://www.daisy-web.com/~lotus/でご覧ください。



 我らが“姐ご”工房「蟻」西條美子さんが“ステージ衣装”を依頼された“LIVE”です。
 室舘 彩さんとは岩手大学時代の先輩と後輩の仲。
 LIVEも興味津々ですがステージ衣装もどんなものか早く見てみたいですねぇ~!
 聞くところによると、TV・ラヂオ・新聞・雑誌のマスコミ達が嗅ぎつけているらしく、LIVEの前に
 露出の可能性もあるかもです。

 何度も言うけど「渋さ知らズ」まんつすんげよ!! ユーチューブで見てみて!!
 “火の玉” “空飛ぶ龍” “Oッパイ” この世のものではないよ!!  
 



 【TUWAMONOスーツ】で“勝負する” 次回もつづきます。

                                                See you again


 

# by itsformen | 2009-05-29 23:48 | オーダースーツ | Comments(0)

【TUWAMONOスーツ】で“勝負する” ウェディングにお呼ばれされたら編


 “上質なものづくりオーダーメイド・イン・岩手”「買うなら岩手のものを」でのキャンペーンにてオー
 ダー頂いた皆さんありがとうございました。
 【Sartoria PLUM】での仕立てが初めての方も多数いらっしゃいました。
 これを機に、効率を求めたものでは出来ない“当たり前”に仕立てられた“本物のスーツ”の良さを
 十分に味わって頂ければ何よりです。

 それでは、it's プレミアム 【TUWAMONOスーツ】たちを数回に分けてご紹介していきます。 


                                 “イーハトーヴ~エレガントに”

【TUWAMONOスーツ】で“勝負する” ウェディングにお呼ばれされたら編_c0177259_3132012.jpg
 【TUWAMONOスーツ】

 先ずは、ご本人にも登場して貰いま
 したが、都会からウェディングにお
 呼ばれされたので「何とかしてっ」
 ということでいらっしゃいました盛岡
 のSSさんです。

 SSさんは、職業柄年に数回しかスー 
 ツを着る機会がなく、しかも都会から
 お呼ばれされたのは初めてで友人
 の家系は医者。(セレブたちかなぁ)
 今流行りの“ハウスウェディング”な
 ものですから少人数なので“個々”
 が目立ってしまいます。

 ご両親に御酌をしに行ったときに
 「あらっ!SSさん、岩手から出てきた
 わりにはエレガントだわ」と言わしめ
 たい。をテーマに取り掛かりました。
 (*都会の皆さんには分からない
   東北人の性 あ~上野駅~笑)
 
【TUWAMONOスーツ】で“勝負する” ウェディングにお呼ばれされたら編_c0177259_314138.jpg
 その場所というのは、都会の中でも
 “本物のセレブ”たちが普通の顔して
 暮らしている、今年開港150周年の
 「横浜」です。
 
 横浜というとインポート・セレクト・ショ
 ップの開祖「信濃屋」さんのお膝下、
 白井先生監修の「RESZクラシック」
 のパターン(型紙)をぶつけてみよう
 かと思いましたが、SSさんの体型は
 “山岳スキー”で鍛えた上腕と太腿
 が素晴らしく“プロレスラー”と間違え
 るほどの“男らしい体型”ですので、
 これ以上の男らしさはいらないと思い      
 やはり、テーマに則り“エレガンスの
 極み”「LBSクラシック」52Lの3釦
 段返りのパターンで“料理”すること
 にしました。

 (*このスナップ誰かに似てると思っ
  たら・・・!? 
  アメリカの人気ドラマ“デスパレート
  な妻たち”に登場する“カルロス”だあ~!! わがるっか?笑)
 
【TUWAMONOスーツ】で“勝負する” ウェディングにお呼ばれされたら編_c0177259_31831.jpg
 そしてトラウザーズは、太腿が
 “佐々木健介”でもスマートなシ
 ルエットがでるように「ACPクラ
 シック」の2タックのパターンを
 選びました。

 
 生地は“つわもの”(葛利毛織)
 の中でも一際深~い紺地に、
 ブルーと金茶の糸が織り込ま
 れたストライプ柄です。
 素材はしっかりとした綾織りの
 ウールとモヘアの混紡で“控え
 目な光沢”がエレガンスを極めています。

【TUWAMONOスーツ】で“勝負する” ウェディングにお呼ばれされたら編_c0177259_3194931.jpg
 ドレスシャツも上品な雰囲気を醸
 し出すように、「ロイヤル・カリビ
 アンコットン」の白地に品のある
 光沢の細かいドット柄の生地を 
 選びました。

 衿型は人気の「チャールズ・ワイ
 ド」、カフスは文字通り「ノーブル」
 にして、ボディはややタイト目な
 「ユーロスタイル」、そして釦はエ
 レガントに「白蝶貝」で完璧です。

 いざ出陣!
 “ハマっこ”と勝負だあ~!!





【TUWAMONOスーツ】で“勝負する” ウェディングにお呼ばれされたら編_c0177259_315799.jpg
 ブログのカテゴリ「オーダースーツ&
 ジャケット」の4月11日“ハイブリッド
 仕立て”の記事の中で、“バリアフリ
 ー”の写真が横にした状態だったた
 めに「よぐわがらね」というお声があり
 ましたので、再度、正面からズーム
 アップして載せてみました。

 つまり、上衿と下衿の接ぎ目に段差
 が無いということです。
 親指で撫でると分かりやすいですが
 見た目でも境目の“線が細い”のが
 分かるかと思います。
 段差があると“線が太く”見えてしま
 います。

 それともう一つ、「東和プラム」の職
 人技“極限コバステッチ”という表現
 をよくしますが、それは、ステッチを
 かける針を落とす縫い代が“3mm”
 しかないということです。
 ほとんどの工場は5~7mmです。

【TUWAMONOスーツ】で“勝負する” ウェディングにお呼ばれされたら編_c0177259_3162785.jpg
 ラペルの極めて端にステッチが入り
 ますので、厚くボテッとした感じがな
 く返りのロールも綺麗にでて非常に
 “品のいい面構え”になります。

 【Sartoria PLUM】仕立てをお持ち
 でない方はご自分のジャケットを見
 てください。
 それとなく分かると思います。

 *ネクタイ 「エディ・モネッティ」
              ¥18,900

 先日、SSさんからコメントを頂きまし
 て、「自分的にもまわりの人たちから
 も、大変評判良かったです。ありがと
 うございました」
 という喜ばしい内容でした。
 何はともあれSSさん、
 【TUWAMONOスーツ】で“勝負”
 できたようですね。
 「どっと晴れ」 
                                     (翻訳:めでたしめでたし 満笑)


 そうだ、忘れてた!SSさんの正体バラすのを!
 このスナップを見ただけだじゃぁホントにプロレスラーとか格闘家にしか見えないですよね(笑)。
 実は、もの凄く繊細な仕事をしてるんですよ。
 “音の職人”です。 (これ以上バラすと怒られそうなので・・・笑汗)
 でもね、ホントに繊細な人だと思いますよ。
 毎年、年賀状を頂くのですがその写真が“素晴らしい”!
 大自然の中でのスナップがほとんどでそれが“素晴らしい”!
 “写真の職人”になれるんではないかというくらい“素晴らしい”!

 機会があったらお見せしたいですね。




 次回も【TUWAMONOスーツ】で“勝負する” つづきます!

                                             See you again
 
 

# by itsformen | 2009-05-24 23:59 | オーダースーツ | Comments(0)

新着!“つわもの”たちの胸元&「SCAGO」シャツブルゾン編

 
 今回は、【TUWAMONOスーツ】で“勝負する”の前に“つわもの”たちの胸元を演出する it's
 formen オリジナルタイと、「SCAGO」の新作“シャツブルゾン”が出来上がってきましたので
 早速ご紹介します。


                                  “つわものはタイを締める”

新着!“つわもの”たちの胸元&「SCAGO」シャツブルゾン編_c0177259_18285694.jpg
 不思議なもので<クールビズ>=<ノー
 ネクタイ>が当たり前になり、いつの間
 にか年がら年中ノーネクタイで通す人も
 出てきてしまいました。
 (ビジネスなのに・・・)

 この大不況、社会全体がそうだから仕方
 がないところなのでしょうが、どうやらそ
 んな中でも“デキる男”とそうでない男の
 差がハッキリ出てきてるらしいのです。

 それは何にかというと“ネクタイの演出”
 なようですね。
 “デキる男”は要所要所でネクタイを上手
 に使う。
 そうでない男は一日中“センツァクラバッ
 テ”(*雑誌の見すぎで肝腎のビジネス
    を忘れている“本バカ”)

 “つわもの”は勝負所で“タイを締める” 


 
新着!“つわもの”たちの胸元&「SCAGO」シャツブルゾン編_c0177259_18293867.jpg
 ネクタイもそもそもは、スーツ
 (背広)と同じく西洋からの
 文化ですが“日本のネクタイ”
 も大したもんになりました。

 色柄、握った質感、締め具合
 存在感、お値段、
 “グッドバランス”です!

 メイド・イン・ジャパンの聖地
 「京都西陣」の伝統の“卓越
 した技”が可能にしています。
 勿論、“ハンドメイド”です。

 日本人の*“陶鋳力”ですね。

新着!“つわもの”たちの胸元&「SCAGO」シャツブルゾン編_c0177259_18302333.jpg
 「it's formen オリジナルタイ」
             ¥8,400
               20本
 今回は、芯地は入っています
 が裏地を使わず表地だけで
 作りましたので上品な質感に
 なり裏の顔も“イケメン”になり
 ました。

 イタリア最高峰“クラシコイタリ
 ア”の一つ「エディ・モネッテ
 ィ」のドレスシャツ¥30,450
 と合わせても引けを取りま
 せん。
 (ウチでは「エディ・モネッティ」のタイ¥18,900~も扱っていますが、生地のクオリティは違うに
  せよ拘りのお客さんに「藤原さんとこのタイのほうが締め具合いいですよ」と嬉しい評価を頂い
  ています。・・・が、結構微妙な気持ちなんです・・・笑汗)




      「SCAGO」 シャツブルゾン コットン 48サイズ オレンジ・黒 各¥19,950

 (*スカゴのI社長はトレンドのテイストは入れてきますが必ず“一捻り”してきます。巷はシャツ
  ジャケットで展開していますが、ご覧のようにシャツ衿のブルゾンに“料理”してきました)

新着!“つわもの”たちの胸元&「SCAGO」シャツブルゾン編_c0177259_1973660.jpg新着!“つわもの”たちの胸元&「SCAGO」シャツブルゾン編_c0177259_198535.jpg


















   インナー 「SCAGO」 zipup スタンド半袖 鹿の子 48サイズ グレー・黒 各¥13,650

新着!“つわもの”たちの胸元&「SCAGO」シャツブルゾン編_c0177259_1995669.jpg新着!“つわもの”たちの胸元&「SCAGO」シャツブルゾン編_c0177259_19103419.jpg




















 *陶鋳力とは

  ご存じの方もいると思いますが、「安岡正篤 一日一言」という本の中に出てくる言葉です。
  閏年も合わせて一年366日分の“気づきの言葉”が綴られている佳書です。
  その中の3月28日の言葉です。そのまま抜粋して書きます。

   「日本には世界中の飲食物がある。そして我々が食べても実際おいしいと思う。
  西洋人にはこれができない。他民族のものを食べると直ぐ腹をこわす。
  この点日本人の胃の腑は非常な包容力・消化力を持っている。
  山鹿素行に言わすと陶鋳力である。陶鋳力とは消化力・包容力を併せた創造力をいう。
  仏教が来れば仏教、儒教が来れば儒教と、なんでも自由自在に消化してしまう。
  時には腹下りも中毒もやるが、いつの間にか日本化していまう」


  以上、こういうことなのですが、ここに出てくる山鹿素行という人は江戸時代前期の儒学者・
  兵学者と書かれています。
  驚きますねえ~まだ鎖国の時代。この頃既に日本人の“アレンジ能力”が分かっていたとは、
  元々そういう能力が具わっていたのかもしれませんね、日本人には。

  現在を鑑みるとうなずけますね、だって、東洋のものでも西洋のものでも“本物よりいいもの”  
  を創ってしまうんですから。




 いよいよもって次回からは、【TUWAMONOスーツ】で“勝負する”をお送りします。


                                                See you again                                         
                                                                                         
    

# by itsformen | 2009-05-20 23:54 | ピックアップアイテム | Comments(0)

【イーハトーシュ】 いわてのホームスパン ニューフェイス編


 【イーハトーシュ】 (イーハトーヴ=理想郷イハテで作られたバブーシュ)
 “ひらめき” 自分が欲しいと思っていたモノと工房「蟻」西條美子さんの“感性”が合致しま
 して、またまた「いわてのホームスパン」を用いて“料理”してみました。


                                 <シルク&コットン>

【イーハトーシュ】 いわてのホームスパン ニューフェイス編_c0177259_19484495.jpg 前編でも述べましたがモロッコ
 の「バブーシュ」のデザインを
 アレンジしています。
 (*この辺り“日本人らしい”で
  すね陶鋳力“アレンジ能力”)

 私は、家の中では年がら年中
 素足で過ごしますので畳以外
 のフローリングは「ルームシュ
 ーズ」が必要になります。
 本場の羊革の「バブーシュ」の
 踵を折ったデザインは素敵だな
 とは思っていましたが、素足に
 革というとムレムレ感が気にな
 って躊躇していました。

 ガーゼ素材のスリッパを見つけ
 てからは、あまりの履き心地の
 良さにそればっかりになり、
 それももう底がついたところに
 工房「蟻」での“ひらめき” 
 日本ホームスパンの服地を
 用いたら素材感を活かして“雰
 囲気のある上質なもの”が出来
 上がるのではないかと“創造”してみました。
                             <オーガニックコットン&ウール>

【イーハトーシュ】 いわてのホームスパン ニューフェイス編_c0177259_195156.jpg 表側は【IHATOVジャケット】
 と同素材を用いて質感よく、
 内側には麻X綿素材を用いて
 肌触りと通気性を考慮してい
 ます。 
 中敷きにはクッション性を持た
 せるため中綿を入れました。
 ソールはフローリングでも絨毯
 でもOKなスウェードタッチの
 人工皮革(ポリエステル)を
 用いています。
 “バタバタ”しません!
 “ツルツル”滑りません!

 
【イーハトーシュ】 いわてのホームスパン ニューフェイス編_c0177259_19514328.jpg 履くとこんな感じになります。
 ジャケットと同じようにタイトフ
 ィットな感覚に仕上げました。
 
 素足ならなおさら履き心地は
 抜群で、しかも洒落ている。
 日常のライフスタイルに“彩り
 と潤い”を取り入れてちょっと
 の“ラグジュアリー”を楽しん
 でみては如何ですか!?

 自分たちのは勿論ですが、
 お客さん用に“玄関のインテ
 リア”として揃えておくのも
 お薦めします。
【イーハトーシュ】 いわてのホームスパン ニューフェイス編_c0177259_19522182.jpg 特に“ママたち”には、幼稚園
 保育園から始まって高校生ま
 で学校行事に付き合わされま
 すので“自分スタイル”の足元
 の演出に如何でしょうか!?

 “トラベル”
 旅行いいですねぇ~
 行きたいですねぇ~
 “旅のお供”に連れていっても
 重宝すると思いませんか!?
 飛行機でもホテルでも“豪華
 客船”でも傍にいると“心強い
 味方”になります。
  
    “スタイリッシュに” メンズ ¥7,350        “可愛らしく” レディス ¥6,825

                 (実物の色はメンズのほうが近いです)

【イーハトーシュ】 いわてのホームスパン ニューフェイス編_c0177259_1953929.jpg【イーハトーシュ】 いわてのホームスパン ニューフェイス編_c0177259_19534845.jpg


 “贈り物” 誕生日 記念日 結婚祝 年祝 新築祝 等々。

 "Be Spoken" 引き出物 ゴルフコンペの賞品等、多数のご注文は別途生地選びから承ります。





             “工房「蟻」の風景”

【イーハトーシュ】 いわてのホームスパン ニューフェイス編_c0177259_19543249.jpg この日は、ゴールデンウィーク
 明けの週末。
 盛岡では今年最高の“28度”
 を記録した暑い日でしたが、
 空気が爽やかでとっても
 気持ちのいい日でした。

 メンズの「イーハトーシュ」が
 取りあえず2足出来上がった
 ということで西條さんから電話
 が入りました。
 「こっち忙しがらそっち暇だば
 取りさ来っ!」と言われまして
 「へいっ!姐ご」と二つ返事で
                                         飛んで行きました。
                                         (恐いから・・・笑)
【イーハトーシュ】 いわてのホームスパン ニューフェイス編_c0177259_19552880.jpg 「ゴチャゴチャしててすみませ
 ~ん」といつもの挨拶の言葉
 訪れる度に物が増えているよ
 うな気がするのですが・・(笑)
 
 右手に見えますのが“おだん
 ごヘアー”がトレードマークの
 主宰の西條さんです。
 左手に見えますのが“子分”
 いや助手のてっきり“ちゅらさ
 ん”かと思ってしまった盛岡
 っ子の柳澤さんです。
 二人とも“ママ力”で頑張って
 います。
 
【イーハトーシュ】 いわてのホームスパン ニューフェイス編_c0177259_1956216.jpg 大手メーカーは量産量販しな
 いと成り立っていきませんが、
 ここイーハトーヴ=理想郷イ
 ハテの地では“真逆”です。
 量産が似合わない“ものづく
 り”がしっくりきます。

 創造力を働かせた他がマネ
 出来ない“上質なものづくり”
 が“感性価値”を高めます。

 それを広く都会や世界へ発信
 (遠心力)して買って貰う(求
 心力)ことが出来れば、ビジネ
                                         ス(仕事)も雇用も自分たちで
                                         創りだすことが出来ます。
【イーハトーシュ】 いわてのホームスパン ニューフェイス編_c0177259_1956503.jpg (理想像はナンボでも描ける
 んだけど現実は“キッビシイ”
 のだ!・・・んが)


 それにしても“景色がいい”
 でしょ!
 この二枚のスナップは「蟻」の
 窓から望む「盛岡城跡公園」
 (岩手公園)の石垣と中津川 

 新緑が清々しくて“空気の色”
 が何ともいえませんね。
 都会の皆さん!
                                         中核都市の“街の真ん中”の
                                         風景ですよ。
           “中津川に架かる毘沙門橋”             素晴らしいね、盛岡って!! 

【イーハトーシュ】 いわてのホームスパン ニューフェイス編_c0177259_1957298.jpg

    

 (実は一昨日、モウロウとしてたのか何なのか最後の書き込み中に何故か右上の[X]をクリック
  してしまい突如“真っ白な世界”になってしまいました。
  おかげで昨日は“ブログ恐怖症”に陥ってしまったのですが、今日は心機一転やりましたよ~)




 さあ次回からは、【TUWAMONOスーツ】で“勝負する” をお送りします。

                                                 See you again

# by itsformen | 2009-05-17 17:12 | いわてのホームスパン | Comments(0)

「エコリメイク」のすすめ その六 作品集&イーハトーシュ編


 前編で登場して頂いた、盛岡のHIさんの「エコリメイク」したハンチング帽をご紹介します。
 
 まず右の写真は、12年前の「ケンゾーオム」のラグランコートです。
 HIさん、生地がとってもお気に入りでして、今ではお目にかかることのない太畝コーデュロイに
 コーティングを施した特殊な素材です。
 ご覧のようにデザインが“たっぷり”していますので、今になっては着るに着られなく眠らせていた
 ようなんですが、“リメイク”出来るということで今年で“最後のお役目”を果たしました。
 そして奥さんの分と「エコリメイク」しています。(アレのためにゴマすっとかないとね!笑)
 
 左の写真は、9年前のこちらも「ケンゾーオム」のカバーオールジャケットです。
 “オーガニックコットン”の走りの頃だった気がします。素材の風合い、肌触り、着心地が抜群で
 非常に“もったいない”生地ですから夏向けに「エコリメイク」するっきゃないということで“料理”
 することになりました。
 (*絶妙なコンビネーションでしたので「イーハトーシュ」にも使わせて貰いました)


        “オーガニックコットン”               “コーティングコーデュロイ”

「エコリメイク」のすすめ その六 作品集&イーハトーシュ編_c0177259_32151.jpg「エコリメイク」のすすめ その六 作品集&イーハトーシュ編_c0177259_321314.jpg


                <サイズ S.M.L  リメイク料 ¥7,350>

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                               Bag ハーヴェストレーベル「ポーカーフェイス」
                               HJ-1907¥19,950 (私も愛用しています)

              “マリンテイスト”

「エコリメイク」のすすめ その六 作品集&イーハトーシュ編_c0177259_17381443.jpg よ~く見ると元々のステッチ
 が入った所をアクセントにし
 ています。
 
 アウディTTが欲しいと言って
 いましたがこのハンチングに
 は“オープンカー”ですって!
 ということは「ロードスター」!
 奥さんはすでに“A4”を所有
 していますから“心を鬼”にし
 て思いっきり“おねだり”して
 みては!?(笑)


 帆布トートバッグ ハーヴェストレーベル「フリーライダー」FL-0100 ¥13,650 (買って!)



                “モロッコ”

「エコリメイク」のすすめ その六 作品集&イーハトーシュ編_c0177259_17391218.jpg 「イーハトーシュ」men's
            ¥7,350
 前編のレディスの“カワイイ”
 雰囲気ではなく男を意識した 
 “スタイリッシュ”なデザインに
 してみました。

 ちょうどモロッコの写真があり
 ましたので添えて撮ってみま
 したが、合うじゃないですか!
 本場の羊革の“バブーシュ”
 よりも“ヨーロッパ調”な雰囲
 気があって“Good”です。


 これも「イーハトーシュ」に携わる人たちの“感性の賜物”でしょうか!

 次回はその実態を・・・。

                                                 See you again
              

# by itsformen | 2009-05-11 23:55 | 帽子工房&エコリメイク | Comments(0)