枯れ桜
岩手公園の城址も桜の樹木で覆われているので今頃は枯れ桜の葉が絨毯のように敷き詰められていることでしょう。うちの向かいの桜たちもちょうど良い感じの枯れ色を醸し出していました。これって服地作りのモチーフにインスパイアされるんですよね。
〜普段使いのビジネス系ジャケパンスタイル〜
【Super Standard】 アンコン仕立て
「N-base」 シングルブレスト3釦 ノッチドラペル 胸Pバルカ 腰P両玉縁フラップ+チャンジ 袖口本切羽2釦 サイドベンツ OP〜・ピックコバステッチ・水牛釦 クロス掛け・ダイヤ柄裏地
「CANONICO」 Italy “MOULINE” ネイビー×ブルー “三者混”〜ウール87%×シルク8%×リネン5% 330g/m
オーダー標準価格¥88,000(本体80,000)
1タックトラウザーズ 「A-base」92 裾幅22.5cm(シン・ストレート)
「国島」Japan “COBO” Wool DENIM チャコール Organic Wool 100% 315g/m
オーダー標準価格¥44,000(本体40,000)
バリエーションがまだ足りないということで今季もビジネス系のジャケット&トラウザーズをお作りいただきました。
昨年の〜
サステナブルな“三者混ツィード”ジャケット〜は生地が非常に気に入られてお作りになったのですが、オフィシャルなシチュエーションでは“浮くことがある”とのことで、今季はベーシックな定番色“ネイビー”から物色し、平織りながら立体的な表情を見せるCANONICOの“三者混”をお選びになりました。
そして今回は、トラウザーズの基本色“グレイ系”の中でも今まであまり用いられていなかった素材の“WOOL DENIM”をお薦めしてみました。
フランネルやサキソニーとも異なる表情を見せ、意外にもコーディネートの守備範囲が広く、今年から皆さんにお薦めしている「テーパードに飽きたら“シン・ストレート”」のシルエットにも裾の落ち感が良く相性がバッチリグッドでしたね。
ジャケパンスタイルの新素材としてこれから面白いと想います。
そんな今回のご依頼人は、これで来年年明けの“新年交賀会”に安心して臨めます50代後半、盛岡のYさんです。
“イルミネーションのシミュレーション” 〜サロンの窓から〜
〜f.collective〜