2024年 09月 05日 〜銀座のギャラリーで見つけた“いわてのホームスパン”〜 「蟻川工房」 編

秋

９月に入り漸く朝と晩だけは空気が涼しく秋を感じさせてくれるようになりました。

秋冬物の服地もそろそろ恋しくなってきますね。

ホームスパンやツィードに相性の良いトラウザーズの生地が入りました。

ホントに良い色合いです。

銀座のギャラリーで見つけた

いわてのホームスパン

～素朴なラグジュアリー～

【IHATOVジャケット】

蟻川工房

「蟻川工房」 Japan　“小格子”　ピンク×ブラウン×ベージュ　ブリティッシュウール　250g/m　4.4m（99,000/ｍ）

【IHATOVジャケット】「Sartoria Iwate」 仕立て「MKA Classic」48L　シングルブレスト２釦　ノッチドラペル　ナチュラルショルダー　胸Ｐバルカ　腰Ｐ両玉縁フラップ　7mmピックステッチ　袖口本切羽２釦　水牛釦 鳥足掛け　サイドベンツオーダー標準価格￥88,000（本体80,000） 「てつじ」オフホワイト
「帽子工房／Liga Feliz」 仕立て　ハンチング帽 “シュッと”　ジャケット共地　オーダー標準価格￥14,300（本体13,000）

今年の初めに銀座の“ギャラリーおかりや”さんで行われた〜蟻川工房のホームスパン展〜にご家族を引き連れてドヤドヤと参上されたようですね。

そして会場に着くなり奥さまが、「あなた、よっぽど気に入ってるんだか冬になるといつもコレばっかり着てるから今日は私が買ってあげるわ、好きなのを選んで」と、ギャラリーにいた他のギャラリーの人たちからも拍手喝采を浴びるほどの“ビッグサプライズ”だったようですね。

コレというのはコレです〜都会の人たちが憧れる“いわてのホームスパン”〜

好きなモノと言われてもですね…、結局は奥さまと娘さんがこちらのピンク色がミックスになった服地が良いということになり、ご本人はちょっと恥ずかしかったみたいですがスポンサーのご意見を尊重して決められたようですね。

そして、実際に仕立て上がってみると意外にピンク色が優しく表現されていて、ブラウンとの交互に織りなすミックス具合のバランスが良くお洒落なジャケットに仕上がりました。

そしてのそして、ジャケットをお送りするなり間髪入れずにご本人が着用された写真を送ってきてくださいました。

余ほどお気に召したんでしょうね、程なくしてハンチング帽の“シュッと”したデザインの方のオーダーもいただきました。

長年連れ添った奥さまの見立ては流石です！

なんてお似合いなんでしょう！

素晴らし過ぎます！

そんな今回のご依頼人は、これで二十歳くらい若返ったんじゃないでしょうか！

服のチカラがそうさせるアンチエイジング！御歳70代後半、東京からお越しのＫさんです。

“Ｋさんの素敵な佇まい”　〜from TOKYO〜

“ホームスパンのようなピンク色の夕焼け”　〜サロンの窓から〜

〜ｆ.collective〜