九月に入り
42日間続いた真夏日に解放されて今日は恵みの雨が。
やっとなんぼが涼しぐなってきやんした。
夜はエアコンのスイッチを切りベランダは網戸状態にして虫の声を聞きながら涼しさを感じることができるようになりました。
そろそろジャケット着られるかなぁ。
自然発酵~微生物を育てる~本物の藍建て~原藍染
「佐々木龍大」
〜原藍染サファリジャケット〜
【Super Standard】 OP・カバーオール仕立て
「S-base」 シングルブレスト3釦 フロント スクエアカット ノッチドラペル OP・胸P Boxパッチフラップ OP・腰P Boxパッチフラップ 5mmミシンステッチ 袖口開き見せ2釦 OP・ナット釦 クロス掛け フックドベント
原藍染「佐々木龍大」 Morioka “備後節織” 風合い厚地(藍色) 340g/mオーダー標準価格¥97,900(本体89,000)
原藍染のオーダーをいただいたのは春前でしたので首を長くしてお待ちになられたと思いますが、生地の染め上がりまでおよそ六ヶ月ほど掛かる“手仕事”なものですから、その辺りご理解いただきましてこれからの秋のシーズンに愉しんで頂ければと思います。前回の〜ボタニカルツィード “青い紺”〜もそうですが、ジャケットはほぼほぼ“青系の色”で揃えています。
本物の天然藍染は初めてということですので、化学合成の物とは異なる色味色合いの深さと、ゆっくりと褪せてゆく経年変化の違いを味わってみてください。今回用いたのは“備後節織”の中でも一番厚手の生地でしたが、このサファリジャケットとの相性が抜群で見事なマッチングだと思いました。そんな今回のご依頼人は、先日ボタニカルツィードでジャケットを誂えたご縁で、蟻川工房さんへ訪問し蟻川先生のお話と伊藤さんの実演とでたっぷりホームスパンを味わったところで、「ジャケット着てみたくなりました」「服地の見本帳が楽しみです」と仰っていた50代半ば、盛岡のKさんです。
“穏やかに黄昏る” 〜サロンの窓から〜
〜f.collective〜