夏至も過ぎて梅雨も梅雨らしくなり、ひたひたとじわじわと、夏に近づいていく今日このごろです。
「岩手のスーツ」
初体験キャンペーン!
〜同じ生地でスリーピース〜 1着目
【Sartoria Iwate】 仕立て 〜スリーピース〜
「オーソドックス Ⅰ B」E8 シングルブレスト2釦 ノッチドラペル ナチュラルショルダー 胸Pバルカ 腰P両玉縁フラップ スラント 極限コバステッチ 袖口本切羽 袖番長 本水牛釦 二の字掛け センターベント
ヴェスト 「The Best」E8 シングルブレスト6釦 OP・襟付き
1タック トラウザーズ 「stylish ゼロイチ」105(107.5) 裾幅22.1cm
「CANONICO」Italy “FAILLE” ミッドナイトブルー Super 100’s 300g/m
オーダー特別価格¥…「岩手のスーツ」初体験キャンペーン! 1着目
あれはまだ春先でしたか、確か夜にブログの編集をしている最中だったと思います。
いつもお世話になっているM8のFさんから、何やらガヤガヤした所から「急なんですけど明日の午後空いてますか〜?」「スーツを作りたい人がいるので紹介しま〜す」という電話があり、翌日の午後にドヤドヤとお三人方でいらっしゃいました。
お話を伺っていると、どうやらCEOの立場でありながら、出来ればスーツを着たくない、革靴ではなくスニーカーがいい、という想いが強い方というのが分かりました。
そうは言っても立場上、オフィシャルなオケージョンではビシッとしなければ成りません。
そんなわけで今回は、オフィシャルな場に相応しい落ち着いたタイプで、飽きのこないサスティナブルな生地が良いということで、Fさんもお薦めのフツーのネイビーよりもグッと落ち着きがあり、尚且つ、エレガントな雰囲気を醸し出す「CANONICO」の定番、“ミッドナイトブルー”をお選びになりました。
そして、初めての方には「岩手のスーツ」初体験キャンペーン!の特典がある旨をお話しさせて頂きまして、快く承諾してくださいました。
そんな今回のご依頼人は、なんかスーツを着たくないとか仰っていましたが、いざデザインやディテールを決める段階になると、ポケットをスラントにしたり、袖番長にしたり、ヴェストに襟を付けたり、意外にもこだわりが多い40代前半、陸前高田のHさんです。
〜同じ生地でダブルブレステッド〜 2着目
【Sartoria Iwate】 仕立て
「オーソドックス Ⅰ B」E8 ダブルブレスト6釦 ピークドラペル ナチュラルショルダー 胸Pバルカ 腰P両玉縁フラップ 極限コバステッチ 袖口本切羽 袖番長 ナット釦 二の字掛け センターベント
1タック トラウザーズ 「stylish ゼロイチ」105(107.5) 裾幅22.1cm
「CANONICO」Italy “FAILLE” ミッドナイトブルー Super 100’s 300g/m
オーダー価格¥144,100(本体131,000)
「岩手のスーツ」初体験キャンペーン! 2着目
1着目をオーダーしにいらした時は「Patagonia」スタイルでしたので、仕立て上がってから革靴を履いた状態でトラウザーズの裾を合わせることにしました。
そして、2着目の生地も同じ生地にしたいとのご希望でしたので、それならば上衣のデザインはダブルブレストにしましょうかということになりました。
どうやら過去に、新調したばかりのスーツを着て、とある取引先のソファーに座ったところ、金属らしきものが出ていてカギ裂いてしまった経験があったようです。
なものですから、2着とも同じ生地にしておけば有事の際に役に立つし、定番の生地なら追加で作ることが出来るとお考えになったようですね。
とっても賢いと思いました。
Hさん、今後ともよろしくお願いします。
上質なスーツ
「オーダーメイドで誂えるなら上質な仕立てがいい」
そう想っているスーツスタイルに拘る人たちは結構いらっしゃいます。
地元岩手には日本屈指の優秀な仕立て工場があるのをご存知ですか?!
じっくりお話し合いをさせて頂くと「分かりました、その企画に乗りましょう」という方が増えてきました。
「岩手のスーツ」初体験キャンペーン!
「岩手のスーツください!」と、心の中でそう想っている人たちへご提案いたします。それは初めに、“プロトタイプ”(ご自分の基本型)を作ってみませんか!?というご提案です。
ブログやホームページをご覧いただいていて、“気になってしょうがない”と悶々としているネット上では会っている気がしていてもワタシには誰なのか分からない未だお会いしていない人と、顧客さんの中でも「岩手のスーツ」は“未体験の人”が対象です。
「岩手のスーツ」といっても皆さんピンとこないかもしれませんが、昔から業界では“知る人ぞ知る”存在の「東和プラム」で仕立てたスーツで、上質なスーツの代名詞にもなっています。
元々、クラシコイタリアの開祖「ドメニコ・カラチェニ」派の注文服の技法を既製服に置き換えた縫製工場で、オーダーメイドの中でも“完成度の高い”デザインパターンからCADを使って寸法を調整し適正な体型補正も施す“メイド トゥ メジャー”に属しますが、全て手仕事にて仕立て上げる「ビスポーク」~フルオーダー~(相場30万円~)の工程にある仮縫いはありません。
何度かイージーオーダーの工場での仮縫いを試してみましたが、「ビスポーク」のような痒い所に手が届くほどの融通もなく、お値段もそれなりに高くなりますしサイズの微調整であれば仕立て上がってからの“お直し”(リフォーム)の方が費用対効果がありました。
そうゆう訳で、仮縫いは「ビスポーク」でないとただのパフォーマンスで終わってしまう(既製服によくある躾け糸をワザと残したり袖口をアンフィニッシュにするのもその類い)ことに気付いたので、顧客さんたちには薦めていませんでしたが、スーツスタイルの“大きな流れ”(トレンド)がより“ジャストフィット”になるにつれて「岩手のスーツ」を体験したい人には必要かなと思い、初めに“プロトタイプ”(ご自分の基本型)を作って貰うことを考えてみました。
細すぎる人は比較的営業時間内に終わらせることが出来ますが、恰幅の良すぎる人とか人並み外れたバランスをお持ちの人とかのオーダーシート(指示書)作成は、ブログの編集よりも難儀することがありますから、初めにプロトタイプを作って貰うことは、ご依頼するお客さまにとってもそれをお受けするワタシにとっても“良い流れ”に成ると思います。
昔から「ビスポーク」の世界でも“理想の服は3着目から”と言われていますから、今回のご提案は最初から“2着オーダー”して頂くことになりますが、1着目をプロトタイプとしてサイジングは“大人のゆとり”で仕上げます。
そして、2着目にはその基本型を基にフィット感を調整して寸法に反映させますので、2着目はかなり“いい線”の出来になること間違いないと思います。
1着目は、熱~い熱~いご要望にお応えしまして“ほぼ全種類の生地”を対象とさせて頂くことにしました。
気になるお値段は、シングルでもダブルでもスリーピースでも特別価格“35%OFF”にてお作り頂きます。そして、“2着目は通常価格”となります。
尚、春夏物と秋冬物と一着ずつご希望の方には、“期間を置かずに”その時の生地在庫の中から選んで貰いますのであらかじめご了承ください。
「岩手のスーツ」とこれから“永くお付き合いしたい”と想っている人たち、“理想の3着目”に向けて、ひとつ乗ってみませんか!?
「岩手のスーツください!」と、お電話でもメールでも結構です。こちらまでご連絡ください。
“梅雨の合間” 〜サロンの窓から〜
〜f.collective〜