三寒四温
日本では今の時季がピッタリくる言葉ではないでしょうか。
天気予報の気温を見てもそんな感じです。
ここ盛岡では冬の間暮らしていた白鳥たちが“北帰行”の準備に掛かりました。
“原藍染”
some-mono 「佐々木龍大」
自然発酵~微生物を育てる~本物の藍建て~原藍染
去年から依頼していた原藍染の服地が出来上がりました。
佐々木龍大さんが醸した本物の美しい“藍色”です。
この色合いを基準に、濃い目の青にする場合は墨下染めを施して紺色に近い色味に、明る目の青がよければ“縹色”や“浅葱色”のところで留めたり、色合いの調整が可能で“唯一無二”の生地が出来るところも手仕事の魅力です。
因みに、今回の“藍色”は30回ほど染めたそうです。
その時の藍のコンディションや季節によっても何回染めるかは違ってくるようですが、藍甕にそっと手を入れて生地を少しずつ手繰りながら“藍と対話”すること10数分、一回につき気の遠くなるようなこの作業を繰り返すからこそ、色落ちのしないしっかりとした染まり具合になるのでしょう。
実際に、染め上がり時よりも日に日にじわじわと“落ち着いた青”になってゆくのが分かります。とっても面白いです。
ご予約を頂いていた方々から、“紺色に近い藍色”を見てみたいというリクエストがありましたので、墨下染めを施す藍染めを節織の普通地で依頼しています。
f.modelとして、今回の“厚地風合いシボ”の藍色のみでジレを作る予定でしたが、藍の色合いと節織の風合いの見本にもなるので、普通地の紺色が染め上がったら二つの生地を組み合わせてジャケットを作ろうと思います。乞うご期待!
~備後節織~ 厚地 風合いシボ “藍色”
節織の生地で“ジャケパンスタイル”というのも面白いですね!
藍色のジャケット&生成色のパンツの組み合わせ
〜備後節織〜 普通地 節織 “生成色”(精錬)
【Super Standard】仕立て 「A-base」 ウエスタンPパンツ ノンクリース 三ツ巻ステッチ 裾幅18.5cm
オーダー標準価格¥36,300(本体33,000)
盛岡のKさんからのご依頼です。
藍より先に夏用のホワイトパンツが欲しいと言われまして…笑汗
・普通地 節織 ・薄地 風合い楊柳 ・中厚地 太節 ・厚地 風合いシボ
“ジレ”にしてみたり
“スタンド or バンドカラーシャツ”にしてみたり
“羽織りジャケット”なんていうのも
〜原藍染で“唯一無二の服”を誂えてみませんか〜
“月のような夕陽〜雲霞” 〜サロンの窓から〜
〜f.collective〜