立春
春の気初めて立つ
昨日は盛岡八幡宮の節分祭・火防祭に参列させていただき、追儺式では豆を撒いて旧年の罪、穢れを払い、新しい年を迎えることができました。
〜新年度は“鉄紺”のスリーピースで〜
【TUWAMONOスーツ】
【TUWAMONOスーツ】 「Sartoria Iwate」 仕立て ~スリーピース~「MKA クラシック」44 シングルブレスト3釦 ノッチドラペル ナチュラルショルダー 胸Pバルカ 腰P両玉縁フラップ スラント 極限コバステッチ 袖口本切羽4釦 重ね ナット釦 二の字掛け サイドベンツ
ヴェスト 「stylish ジレ」42 シングルブレスト6釦
1タック トラウザーズ 「stylish ゼロイチ」78(77) 裾幅18.4cm
「葛利毛織 DOMINX」Japan “Gently Cloth” 鉄紺 無地 280g/m
オーダー標準価格¥160,600(本体146,000)
「なんか… たぶん… おそらく…」
「来年度は異動になりそうなんです…」
「そう思ってクローゼットを開けてスーツのチェックをしてみたら…」
「ない!一着もないよ!」
というわけで、どんなオケージョンでも着回せる“オーソドックスなダークスーツ”が無いことに気づかれたようで、
〜グリーンチェックの三者混ツィード~を誂えたばかりでしたが、最近の社会情勢を鑑み値上りになる前にと早速オーダーされました。
オーソドックスな生地と言っても色々ありますが、“ド”が付くくらいのダークな無地がいいということで、イギリス〜イタリア〜ニッポンと世界三大毛織物産地の無地物を隈なく物色し、お選びになったのがニッポンの「葛利毛織」の中から一見すると“黒に見えてしまうくらいの鉄紺”で、イギリスにもイタリアにも無いマットな質感が誠実さを醸し出し、しかもオールシーズン着回せる目付けに心惹かれたようです。
そんな今回のご依頼人は、スーチングは“スリーピースが必須”を信条としています40代後半、“◯◯御三家”のお一人盛岡のGさんです。
“もうドカ雪はたくさんだ” 〜サロンの窓から〜
〜f.collective〜