軽快感のあるコートで愉しむ
ホームスパン
~素朴なラグジュアリー~
【IHATOVジャケット】
蟻川工房
「蟻川工房」 Japan “単双平織” グレイ×ベージュ×チャコール UKダウン×北海道茶路ダウン 260g/m 5m(88,000/m)
【IHATOVジャケット】 「Sartoria Iwate」 仕立て
「MK チェスター S」50 シングルブレスト3釦 肩パット&胸芯ナッシング 垂れ綿 極薄 胸Pバルカ 腰P両玉縁フラップ 10mmピックステッチ 本水牛釦 鳥足掛け センターベント 膝上丈(−8cm) OP・袖口本切羽4釦
オーダー標準価格¥93,500(本体85,000) 「てつじ」オフホワイト
蟻川工房の伊藤さんからのご紹介で、ホームスパンでコートを誂えたいということでメンズプレシャスを数冊脇に抱えていらっしゃいました。
一昨年前に、蟻川工房さんの定番服地“鉄紺”でジャケットを誂えているので、今回はセーターの上から羽織るような“軽快感のあるコート”にしたいということで、付箋でチェックを入れていた数冊のメンズプレシャスを捲りながら「こんな感じがいいかなぁ〜」とイメージされていた“具体像”を示していただきました。
その具体像を基にデザイン&ディテールを決めていくわけですが、一番悩まれたのは“コートの着丈”で、膝丈ジャストではちょっと長いし雑誌のモデルと同じ丈では短か過ぎるしと、何度も生地を当ててみながら落ち着いたのが膝上8cmの所。
そして全体的には、ジャケットの上には着用しないことを優先してパットや芯地を省き、身体に馴染んでいくフィット感のあるサイジングでお作りしました。
“民藝がお好き”だということで、毎年蟻川工房さんも共催している〜日本の手仕事 暮らしの良品展〜に行かれた時には、誂えたばかりのホームスパンのコートを纏い“スクーターで颯爽と現れた”そうです。
絵になるくらいカッコ良かったようですよ。
そんな今回のご依頼人は、帽子のお引き取りも合わせて4回ほどいらしていただきましたが、ジャケパンだったりスーチングだったり、毎回違うコーディネートでワタシの目を愉しませてくださいます60代前半、盛岡のYさんです。
〜共地で帽子はいかが〜
想いのほか残布が出たのでお薦めしました。
一つ目は今までに経験のないシュッとしたデザインのハンチング帽。
二つ目はオーソドックスなクラシックタイプで。
「帽子工房」 ハンチング帽(スマート6P) 裏地クレイジーパターン
オーダー標準価格¥14,300(本体13,000)
〜もう一つ〜
「帽子工房」 ハンチング帽(オーソドックス)
オーダー標準価格¥14,300(本体13,000)

“春のような暖かな夕暮れ” 〜サロンの窓から〜

〜f.collective〜