2021年 05月 24日
~紺無地のスーツ~ 【Super Standard】編
ワクチン
“コロナのばかやろう”に罹らないようにワクチンを接種する予約が始まったので、早速掛かりつけの病院に電話をしたのですが誰も出ない...、メールで予約をしてみようかとホームページを開いたところ、24日月曜日は臨時休業しますと、一か月前からお知らせが出ていました...。また明日、仕切り直しです。あっ!母親のことですよ!
~紺無地のアンコンスーツ~


スーツを誂えるのは、3年振りですね。週1ペースで着用されてると、やはりスーツの持ちがいいですね。今ではもう、一年中ノーネクタイで通せる仕事環境になりましたからね。春夏用に単品のトラウザーズは数本誂えて頂いてましたが、所謂“ジャケパンスタイル”というのはあまり好きじゃない、ということで、今回は初めてのアンコン仕立てをスーチングで誂えることになりました。そして、今回オーダーするにあたって改めてワードローブをチェックしてみると、何と、ビジネスマンには必須のベーシックな紺無地のスーツが無くなっていることに気づき、今まで真っ先に見ていたチェックやストライプの柄には目もくれず、今回は徹底して紺無地の生地を吟味してお選びになりました。そんな今回のご依頼人は、以前に定年のことを考えるとスーツをオーダーするペース配分も考えなきゃと仰っていました50代後半、一関のCさんです。
「N-base」 シングルブレスト2釦 ノッチドラペル 胸Pバルカ 腰P両玉縁フラップ+チェンジ スラント OP~・ライト仕様(大見返し)・ピックコバステッチ 袖口本切羽4釦 重ね OP・本水牛釦 サイドベンツ
1タック トラウザーズ 「B-base」82 裾幅19cm
「DRAGO」Italy “VANTAGE” ネイビー Super130's 230/240g/m
オーダー標準価格¥85,800(本体78,000)

~フツー?の紺無地スーツ~


実は、前者のCさんとは会社の同僚で、元々はCさんをサロンに連れて来てくださいました。こちらもまたスーツを誂えるのは何年か振り、オッと5年振りのスーツオーダーですね。歳が同じだと考えることも同じになるのか、やはりワードローブを見渡すと紺無地のスーツが無いことに気づき、今回はフツーの紺無地にするということでバンチを捲っていました。が...、やはりフツーでは満足できずトロトロのとろみのある無地モノをお選びになりました。そして仕立て上がりをご覧になり、「紺無地も良いですね、上品な感じがします」と、まんざらでもなさそうな感じでした。今回オーダーするにあたって奥さまからは、「フツーのスーツ作ってきてよね」とクギを刺されていたようですね。そんな今回のご依頼人は、ちょうど10年前、隠れ家的オーダーサロンとしてスタートした辺りに初めていらしてくださいました50代後半、盛岡のTさんです。
「N-base」 シングルブレスト3釦 ノッチドラペル 胸Pバルカ 腰P両玉縁フラップ 袖口本切羽4釦 重ね サイドベンツ OP~・キュプラ裏地 ・本水牛釦
In2タック トラウザーズ 「F-base」93 裾幅22cm
「Ermenegildo Zegna」Italy “SOLTEX” ネイビー 220g/m
オーダー標準価格¥90,200(本体82,000)

“雲の妙” ~サロンの窓から~


~it's for men~
by itsformen
| 2021-05-24 23:45
| オーダースーツ
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