「DUGDALE BROS」 England
「ダグデール ブラザーズ」。1896年に、ヘンリー・パーシー氏とフェデリック・H・ダグデール氏の二人によって英国毛織物の中心地ハダーズフィールドにて服地卸商社を始めました。
高級品に対する趣向の移り変わりや軽くて高性能な服地への要望を取り入れ、著名なテーラーたちに向けて高品質な服地をつくり続けています。
ハダーズフィールドの服地は毛織物業界の中ではワインでいう“シャンパンのような存在”です。
グラスに立ち上がる泡の如く繊細なつくり込みで、この地域でつくられたからこその価値観があり、華やかに人々を演出するのです。
「HEATS MOOR」
「ダグデール ブラザーズ」の新コレクション「ヒース ムーア」は昨季までの「ウィンタークラシック」の後継コレクションになります。
“ヒース”は荒野に咲くエリカという生命力の強い花を、“ムーア”は荒野を意味し、エミリー・ブロンテの小説、嵐が丘の舞台となっているハワースの荒野をイメージし付けられました。
嵐が丘の舞台は、生地の生産地であるハダースフィールドと同じウエストヨークシャーにあり、ハダースフィールドの北北西に位置しています。
ブロンテ姉妹が活躍していた頃は、この町も生地織りを主要産業としており、町全体で1200基の織機が稼働していました。
「ヒース ムーア」に使われる原毛は、アルゼンチンのパタゴニア地方で採取されたものであり、クリンプが強く伸縮性に優れています。
クオリティは2種類あり、290g/mのクリアカットと330/350g/mのフルミルドで構成されています。
290g/mのクオリティは程よい光沢をもち、秋から冬まで幅広くビジネスシーンの定番としてご利用いただけます。
330/350g/mフルミルドは、シックな柄で比較的柔らかく織り上げられているので、着心地が良く冬場に外出するときなどに最適です。