2019年 10月 28日
「岩手のスーツ」初体験キャンペーン! 続 ~手持ちのスーツを一新します~ 編
この秋冬も「岩手のスーツください!」と、心の中で想っている人たちへご提案いたします。それは、初めに「プロトタイプ」~ご自分の基本型~を創ってみませんか!?というご提案です。
“オヤブロ”やホームページをご愛読頂いていて、“気になってしょうがない”と悶々としているネット上では会っている気がしていても私には誰なのか分からない未だお会いしていない人と、it's for men の顧客さんの中でも「岩手のスーツ」は“未体験の人”が対象です。
「岩手のスーツ」=【Sartoria Iwate】といっても皆さんピンとこないかもしれませんが、業界では“知る人ぞ知る”存在の「イワテスーツ工房」にて仕立てた“上質なスーツ”の代名詞になっています。
元々、クラシコイタリアの開祖「ドメニコ・カラチェニ」派の注文服の技法を既製服に置き換えた縫製工場ですから、オーダーメイドの中でも“完成度の高い”デザインパターンからCADを使って寸法を調整し適度の体型補正も施す“メイド トゥ メジャー”に属しますが、全て手仕事にて仕立て上げる「ビスポーク」~フルオーダー~(相場30万円~)の工程にある仮縫いはありません。
何度かイージーオーダーの工場での仮縫いを試してみましたが、「ビスポーク」のような痒い所に手が届くほどの融通もなく、お値段もそれなりに高くなりますしサイズの微調整であれば仕立て上がってからの“お直し”(リフォーム)の方が費用対効果がありました。
そうゆう訳で、仮縫いは「ビスポーク」でないとただのパフォーマンスで終わってしまう(既製服によくある躾け糸をワザと残したり袖口をアンフィニッシュにするのもその類い)ことに気付いたので、ウチの顧客さんたちには薦めていませんでしたが、スーツスタイルの“大きな流れ”(トレンド)がより“タイトフィット”になるにつれて「岩手のスーツ」を体験したい人には必要かなと思いまして、初めに「プロトタイプ」を創って貰うことを考えてみました。
細すぎる人は比較的営業時間内に終わらせることが出来ますが、恰幅の良すぎる人とか人並み外れたバランスをお持ちの人とかのオーダーシート(指示書)作成は、オヤブロの編集よりも難儀することがありますから、初めに「プロトタイプ」を創って頂くことは、ご依頼するお客さんにとってもそれをお受けするワタシにとっても~良い流れ~に成ると思います。
昔から「ビスポーク」の世界でも「理想の服は3着目から」と言われていますから、今回のご提案は、最初から“2着オーダー”して頂くことになりますが、1着目を「プロトタイプ」としてサイジングは“大人のゆとり”で仕上げます。
そして、2着目にはその基本型を基にフィット感を調整して寸法に反映させますので2着目はかなり“いい線”の出来になること間違いないと思います。
1着目は、熱~い熱~いご要望にお応えしまして“ほぼ全種類の生地”を対象とさせて頂くことにしました。
お値段は、特別価格2ピースで60,000円+税~120,000円+税のところでお作り頂きます。(内訳はほぼ原価に近いです・・ 笑冷汗) そして、2着目は通常価格となります。
尚、仕立て上がり後に2着目に向けて活かす“お直し”(上衣の胴回りや下衣のウエスト・丈の出し~詰め等の調整)を施した場合の料金は、お客さんのご負担にて宜しくお願いします。
それから、秋冬物と春夏物と一着ずつご希望の方には、“期間を置かずに”その時の生地在庫の中から選んで頂きますのであらかじめご了承ください。
「岩手のスーツ」とこれから“永くお付き合いしたい”と想っている人たち、~理想の3着目~に向けて、ひとつ乗ってみませんか!?
「岩手のスーツください!」っと、お電話でもメールでも結構です。こちらまでご連絡ください。
by itsformen | 2019-10-28 23:30 | オーダースーツ | Comments(0)