2014年 02月 13日
「Harris Tweed」 de ステンカラーコート ~Tweed on Tweed 編
早い方がいい
この時季になるとつくづく思ってしまいます。
オーダーメイドを始めてから十数年になりますが、この時季は「出来るだけ早い方がいい」です。
日本の場合、一年中で一番激動の時期なのが“3月”な訳ですから人も動くしモノも動くうごく、
オーダーメイドでは当然オーダーを頂いてから仕立て上がりまで4週間程は掛かりますのでその
前にというと“1月の下旬”には揃えておきたいものです。
機屋さんも問屋さんも様々な事情がお有りなのはよく分かりますが、昔ながらのテーラーの顧客
さんではない、“新感覚の若きお客さんたち”が続々と増えているのは周知の事実です。
今のうちに
消費税の3%アップなんて目じゃないくらい来シーズンの値上がりが予想されます。
去年から上がっているモノもありますし、この春から上がるモノもあります。
メールアドレスが分かるお客さんたちにはお知らせをしていましたが・・
いま一つピンときてなかったようですね・・
オーダーメイドは流行を過敏に意識する必要はないですから、秋冬物を予定されている方は真面
目に考えたほうが賢明です。
“ツィードのコートが欲しかった!”
「ステンカラーコート」
【Super Standard】
仕立て
フライフロント 5釦
筒袖~タブ付き
7mm ピックステッチ
センターベント
~オプション~
・本水牛釦
¥3,000+税
・サテン調裏地
¥3,000+税
スコットランド
「Harris Tweed」
ブラウン×ネイビー
千鳥格子
2.5m
500g/m
着丈~膝丈-2cm
オーダー標準価格
¥80,000+税
こちらは、もう皆さんに
もお馴染みになったと
思います農閑期の冬が
一年の中で一番“オシ
ャレを愉しめる”ので
大好きなんだそうです
今年こそはとこれまた
大好きな“ツィード”を
用いてツィードジャケッ
トの上に着るツィードの
コートを誂えました30
代前半、雫石のTTさん
の作品です。
TTさんが選んだのは、
“ブリティッシュツィード”
の中からまたまた大好
きな「Harris Tweed」の
ガッシリとした赤味の
強いブラウンをベース
にネイビーの千鳥を
羽ばたかせたヴィンテ
ージ感漂う生地です。
この日着ている
「Abraham MOON」社
のチェックツィードを用
いた「KATO`」のツィー
ドジャケットの上に着用
するために誂えました。
体に馴染むまでに相当
掛かりそうですけど・・
それもまた愉しみの
ひとつですもんね!
やっぱツィード素材には
“デニム”が一番です。
これに【IHATOV】の
“古民家ヴェスト”を合
わせたら究極の“ツィー
ドコーディネート”になり
ますね。
(ああ~もうしばらく
お待ちくださいね~)
(それから、エントリーメンバーによる“古民家パーティー”を予定しています。
後ほどご案内しますね)
THE SOCHILIST
Ayumu Hirano Taku Hiraoka
“初ものづくしの若きメダリストたち”
~おめでとう~
See you again
by itsformen | 2014-02-13 03:55 | オーダーコート&ブルゾン | Comments(0)