2013年 12月 31日
“リゾートウェディング” ~家族水入らずで~ グァム 編
オーソドックス
先週の23日に天皇陛下が80歳のお誕生日を迎えられたわけですが、“いつも常々”思ってい
まして、“本物のフォーマル”(正礼装)はもちろんのことですが普段のご公務でのスーツスタイ
ルは“これからの日本の男たち”は見習うべきだと思いますね。
昔の映像もテレビで流れていましたが、20代前半から今と変わらない“太衿”のダブルブレスト
を颯爽と着こなしていらっしゃいました。
素晴らしい!半世紀超もずっとですよ!全くブレない!
何も今、ダブルブレストがトレンドだからって言ってるのではなくて、デザインがどうのこうのという
ことではなくて、品格と信頼性を“醸し出す雰囲気”のことです。
特に、人と接する機会の多い職業の人は陛下の“オーソドックス”な雰囲気を真似たら良いと思い
ますね。
クラシック~オーソドックス~ベーシックを知らずして“本物の遊び”は出来やしないと思います。
ということで今回は、お堅い冒頭の話から一変して、なが~いなが~い年末年始の連休に相応し
い、ゆる~いゆる~い気持ちで、ゆった~りしながらのんび~りとご覧になれる“リゾートウェディ
ング”の模様をお送りしたいと思います。(ゆる笑)
やはり、やっぱり、今年も“ラス前”はハッピーハッピーなウェディングになりました。
おめでたいことですからね~ いいんですよ~ ご覧の皆さんもハッピーになれるから~
“グァムがメインです!”
そう、10月の25日にニ
ッポン人が大好きなリ
ゾート地“グァム島”で
しかもご家族水入らず
で挙式されまして、そし
て、丁度ひと月前には
「盛岡グランドホテル」
にて披露宴を行いまし
た今回のご依頼人は、
30代後半の新郎盛岡
のYNさんです。
リゾートウェディング
ということで、新婦のN
さんと最新鋭の“スマ
ホ”を駆使して、グァム
の式場の雰囲気が分
かる画像と参考になる
衣装の画像を「こんな
感じです」とワタシに見
せてくれました。
そして、新郎が好きな
ベージュ色でヘリンボ
ーンの“リゾート素材”を
スーツに、新婦のNさん
が選んだ全く同じ素材
のサックスブルー×ライ
トブラウンの配色のチェ
ック柄を“オッドヴェスト”に用いました。
新婦のNさんのウェディングドレスとも相性が良いですし、オーシャンビューの式場とグァムの海
岸とも見事にマッチしていましたね。
なんでも、現地のブライダル業者の人がもの凄くほめてくれたそうで、新郎のYNさんは終始上機
嫌だったらしいですよ。(褒笑)
YNさんとは何処かでお会いしていると思ってたら、以前某局の“山海漬”に出演させて頂いた時
にお世話になったDの方で、その頃より大分“貫録がついた”ようでしたので、やはり、30代は成
長が早いなと思ってしまいました。(油断大敵笑)
今回補正は入れませんでしたが、写真のお姿でも“反身体”なのが分かると思いますが、本人曰
く、小さいころから親には「胸を張って生きろ」とよく言われていたものですから、と仰っていまし
たが、そのご両親の前で胸を張った立派なお姿を見せられて最高の親孝行ができたのではない
ですかね。(堂々笑)
岩手のアイドル「ふじポン」のブログでも面白可笑しく話題にされていましたよ。
「ウェディングスーツ
harebutai」
【Super Standard】
仕立て narrow
シングルブレスト 2釦
ノッチドラペル
胸P~バルカ
腰P~チェンジ 両玉縁
ロング丈~ウェディング
~フロントカット
センターベント
~オプション~
・ピックコバステッチ
・本水牛釦
OP合計¥5,000+税
ノンタック トラウザーズ
「WOOLMEISTER」
ウール55%
ポリエステル20%
ビスコース15%
リネン10%
オッドヴェスト 6釦5掛け チェック柄 「WOOLMEISTER」 素材混率(スーツ同素材)
~オプション~ ピックコバステッチ ¥2,000+税
“サックスブルー”
“ドレスシャツ”
“デュアルアクション”
「ワイド」カラー
「角落ち」カフス
オーダー標準価格
¥11,000+税
何はともあれ、今回の
ウェディングは、新婦N
さんのお母さまが全て
において吟味して準備
して交渉して“プロデュ
ース”したひとつの作
品のようになっている感じがします。
「私が自転車で動ける範囲内で衣装も式場もブライダル業者との交渉も全て決められました」
ウチのサロンにも事前にご相談に来られましたし、事後もご報告にいらしてくださいまして形にな
るまでの色々なお話を聞かせて頂きました。
ウェディングドレスはネット上から調達されたようですし、結局、衣装で借りたのは新郎の和装の
み、しかも、真新しいものではなくかなり着古した感のあるものを要求したようです。
それというのも、菜園にあるアンティークの着物店で見つけた昭和初期の“黒引き振り袖”に
合わせるためだったみたいですね。
聞くところによると、新婦のNさんには“お琴”を習わせていたので16才の時に岩手の“紫紺染”
で誂えてあげたんですって。年を重ねていくごとに人と着物の風合いが馴染んでいくそうです。
何とも素晴らしいお母さまの活躍で素敵な結婚式を挙げられて、良かったですね~幸せですね~
“家族水入らずで~オーシャンビュー”
“いや~ 気分は最高!”
“砂浜と海と空の色に~融けこんでます”
~末永くお幸せに~
by itsformen | 2013-12-31 04:55 | オーダーウェディング&フォーマル | Comments(0)