2013年 07月 03日
“アラフィフ”OYAJIたちの「岩手のスーツ」 編 その四
“くりそつ”
“似てる”なんてもんじゃないですよ!!“そっくり”だって言ってるでしょ!!(じぇじぇじぇ!笑)
「おまえだ~『よしだ!』お前だ~」(全国の『よしだ』の皆さん呼び捨てにしてすみまっせん!笑)
んで・・『よしだ』っていうのは、“北三陸駅~副駅長”のことで・・・で、誰に“くりそつ”かっつうと、
ええ~話はちょっくら長くなりますが・・ウチのサロンのマンションを出て左に進んで~「ござ九」~
東北電力を過ぎて交差点を渡って「紺屋町番屋」~昔アルバイトをしていたNちゃんが嫁いだ超老
舗の“ホームセンター”~今でも空いたままになっている昔は“日本ホームスパン盛岡店”跡~
の隣り先輩のYさん一族がやっている老舗の“事務機”屋さん~昔は“たおる”屋さんだったけど
今は雑貨屋さん?~最近こっちに来て初めて存在に気がついたカワイイ感じの老舗っぽい“クリ
ーニング店”とウチの息子たちがお世話になっている“美容室”の間にある、盛岡ラーメン「龍華」
の店主Nなんですよ!(吉田似大笑)
親父さんの後を継いでもう30年くらいやってますかねえ、学校は一緒になったことはないですが
ワタシとは同い年で高1の時によく遊んでいましたねぇ~ まあ、だから『よしだ』とは若い頃の感じ
がそっくりなんですけど・・紺屋町に来てから“番屋の交差点”で信号待ちをしてたら向いに昔懐
かしい“シルエット”が目に入ってきて、やっぱりと思いましたねえ~ Nは出前の途中らしく“岡持
ち”付きのスーパーカブにまたがっていましたが、その姿が16才の時と変わらないんですよ!
さすがに“45度のグラサン”はしてませんでしたけど(ツッパリ笑)、わざと“ツバを付けない”頭の
形と同じような形の“簡素”なヘルメットをイヤそうに被り、ステップに置いた足先の向きは進行方
向に対して90度開きイラ立ちを隠せないゆすり方をして、そして反対の信号が黄色に変わるや
いなやアクセルを“小刻み”にふかし、正面の信号が青に変わる“0.1秒前”にすーっと背中を丸
めて口の端を“片方だけ”上げながらまるで“吠える”ようにして走り去って行きました。(昔同笑)
“いつ作るの・・? 今かなぁ・・”

っつうか「今でしょ!」と
いうことで・・“この時”
から数えて“ほぼ千日”
を経過してしかも“カタ
チ”を変えて形になりま
した。(紆余曲折笑)
やれやれ・・ご本人は
ですねぇ~すっかり
“アルスター”のイメー
ジは消去してしまった
らしく・・それであれば
用尺も3.3mとってい
たのでコットン素材だし
“ダブルブレスト”で
【asobinoスーツ】は
どうでしょ!ということで
“日の目”を見ることが
できました。
(ソラーロ笑)
え~今回のご依頼人
は、普段は“仕事着”か
普段着を交互に着てる
わけですが、組合の
“会合”とかでスーツス
タイルを愉しみます(主
にアフターで笑)、あの
『よしだ』とは中学の同
級生で今では“ファイヤー”つながりもあるっつう50代半ばになりました、盛岡のTAさんです。

【asobinoスーツ】
【Sartoria PLUM】
仕立て
「MKW クラシック」 50
・ダブルブレスト
ピークドラペル 4釦
OP¥5,000+税
ナチュナル ショルダー
肩パット~ナッシング
垂れ綿~極薄
胸P~バルカ
腰P~バルカパッチ
極限コバステッチ
袖口本切羽 4釦 重ね
サイドベンツ
・ライト仕様(軽量)
OP¥5,000+税
・別注裏地
OP¥2,000+税
「パンチェリーナ‐b」 82
ノンタック トラウザーズ
裾幅19cm
イタリア「BARBARO」
コットン ヘリンボーン
オーダー標準価格
¥108,000+税

TAさん、“ほぼ千日”前
に比べたら・・いやはや
何とも何とも“ご痩身”
になられて・・筋トレをし
なくなったというのもあ
るらしいのですが、あの
“イヌワシ”のような逞し
い“肩”は威圧感のない
“優しさ”をも感じさせる
くらいになりました。
さらに、胸板も優しくな
ってお腹は殆んどへっ
こめなくてもいい感じに
なりましたし、ヒップは
こじんまりと“平尻”にま
とまって“おみ足”なん
ぞは“カモシカ”のよう
でございますよ。
今は、子供たちは生ま
れ故郷の東京で暮らし
ていますから手もかか
らず(お金はタンマリと
笑汗)最近は奥さんと
“仲よしこよし”で(フツ
ーは当たり前笑)よくご
一緒にいらっしゃいます
が、この間奥さんがこん
なことを言ってました。

「藤原さん、この人最近
“ひと頃”のような“ギラ
ギラ感”が無くなったで
しょ」って・・!?
「体のこともあって食事
には気を遣ってるの」
「やっぱり野菜は大事
よね」ですって!!
本人も体調はすこぶる
良いらしいですね。
酒飲んでもナニしても
“絶好調”何ですって!
(少しは淡白になったの
かな・・?笑汗)
まっ、何れにしても盛岡
きっての“暴れん棒”と
言われたTAさんでも・・
とどのつまりは奥さんの“手のひら”で踊らされてるカワイイ坊やなんですなぁ~
“お気に入りの鹿の子”

“鹿の子ニット素材”
ホワイト
ダーツスタイル
左 「カッタウェイ」
右 「ショートB・D」
「ノーブル」カフス
・“俺の王冠”刺繍
OP¥1,000+税
オーダー標準価格
¥13,000+税
TAさんのお気に入り
です。
ホワイトだけでももう何枚
作ってるんだろう!?
“チラ見せ”

え~こちらは、TAさん
のご紹介でいらっしゃ
いました“ご先祖さま”
は“お江戸”のご出身で
したか確か・・?そして
世間では“御曹司”と呼
ぶんでしょうかねえ~
30代半ば、盛岡のSK
さんの作品です。
TAさんご夫妻とは、一
週間の内五日間は一
緒にいるんじゃないか
っつうくらいとっても仲
の良い“成長しすぎた”
息子か“ダブルスコア”
なくらい離れた弟のよう
な感覚でお付き合いしてるみたいですね。
そして、「岩手のスーツ」~初体験キャンペーン!に乗って頂きまして今回はその一着目を“チラ
見せ”させて頂きました。
THE SARTORIALIST
Costume National , Milano

See you again
by itsformen | 2013-07-03 22:55 | オーダースーツ | Comments(0)