2013年 06月 07日
“アラフィフ”OYAJIたちの「岩手のスーツ」 編 その弐
脚本家
だったんですね!
今までよく知らなかったものですから・・(笑汗)
あれなんですね、“クドカンワールド”って言うんですね。
いやぁ~ ハマりますねえ~ 真逆なギャップの連続、面白いですねえ~ (ご~すと ばすた~ず)
でも・・「宮藤官九郎」って名前ややこしいと思いませんか!?
ワタシはてっきり、お笑い芸人に憧れる“歌舞伎役者”だとずっと思っていました・・(マジ笑汗)
「あまちゃん」のおかげで知りましたけど、岩手寄りの宮城人なんですねえ、同じ東北人として親
近感も覚えました。これからももっと、世間を「アッ!」と言わせる面白いこと期待しています。
今回のその弐は、この春に「岩手のスーツ」~“初体験キャンペーン!”に乗って頂きました“ニ
ューフェイス”のお客さんの作品をご紹介します。
“オヤブロを見てイイなと思いまして”
【TUWAMONOスーツ】
【Sartoria PLUM】
仕立て
「MKA クラシック」 52L
シングルブレスト 3釦
ノッチドラペル
ナチュラル ショルダー
胸P~バルカ
腰P~チェンジポケット
極限コバステッチ
袖口本切羽 4釦 重ね
サイドベンツ
「パンチェリーナ」 94
ノンタック トラウザーズ
ニッポン「葛利毛織」
サマーウール80%
キッドモヘア20%
黒~シャドーストライプ
オーダー特別価格¥
(『岩手のスーツ』~
一着目プロトタイプ)
あれは二月の半ば頃、
まるで“ひょっこりひょう
たん島”を訪れるかのよ
うに・・ひょっこりといら
っしゃいました。(緩笑)
ホントにひょっこりです
よ。アポなしでしたから
ねぇ。モニターを覗いた
ら運送屋さんでもない
し・・なんかリュック背負
ってるし・・ガタイがよさ
そうで顔半分しか見え
ないし・・と思いながら
そっとドアを開けてみる
と、ヌオ~とひょっこり立
っていました。(微笑)
「こちらではオーダーメ
イドのスーツを扱ってま
すよね!」と、まるで「も
う調べはついているん
だとぼけるんじゃない」
と言わんばかりに、「突
然ですがいいでしょ!」
ということでスーツのオ
ーダーを頂いたのであ
りました。(押笑)
新規のお客さんですが
本当に嬉しいことに“オ
ヤブロ”をよく“調査”し
てくださっていまして、
「仕立ては岩手の工場
でお願いします」とご指
名頂きました。
「私は“花巻人”なんで
すが、オヤブロを見るま
でそんな凄いスーツ工
場が地元にあるなんて
知りませんでしたから
是非とも作ってみたい
です」と仰って“初体験
キャンペーン”に乗って
頂いたのでした。
今年から盛岡にある
“本社”に配属となり、
前の部署では殆んど
“ワークウェア”が正装
みたいなものだったらし
いのですが、“本社”で
はスーツスタイルが
標準とのことで、ちょう
ど着数が必要なタイミ
ングだったようですね。
「こんな感じの黒のス
ーツって着たことが無
いので面白いと思いま
して」と、“スマホ”の画
面をこちらに見せなが
らご希望のイメージを
伝えて頂きました。
そして、“地元のいいもの志向”の人なら【TUWAMONO】に来るだろうなと思っていたら、やは
りそうでしたねえ~ 最強のメイド・イン・ジャパン!ワタシ的にも嬉しい限りです。(日本製笑)
“夏にイイんですか!面白そうですね”
【TUWAMONOスーツ】
【Sartoria PLUM】
仕立て
「MKA クラシック」 54
シングルブレスト 3釦
ノッチドラペル
ナチュラル ショルダー
垂れ綿~極薄
胸P~バルカ
腰P~チェンジポケット
極限コバステッチ
袖口本切羽 4釦 重ね
サイドベンツ
・ライト仕様(軽量)
OP+¥5,000+税
「パンチェリーナ」 94
ノンタック トラウザーズ
ニッポン「葛利毛織」
フレスコ~ポーラー
ウール87%
モヘア13%
紺×グレイストライプ
オーダー標準価格
¥122,000+税
(『岩手のスーツ』~
二着目)
今まで“タイトフィット”な
スーツは着たことが無
かったようなのですが、
一度既製品で挑戦した
ところ「こっちに合わせ
ればあっちがダメ」状態
だったらしく、結局クロ
ーゼットの端っこに追い
やったままになっている
みたいですね。だから、
オーダーメイドならイケ
るんじゃないかというこ
とで、今までの“ゆった
り系”とは真逆なタイト
フィットのデザインパタ
ーンをお選びになりま
した。(挑戦笑)
まずは、一着目のプロト
タイプは、思いの外“二
の腕”が発達していまし
て“ちょいキツ”のようで
したから、袖裾はゼロの
まま袖幅を出してゆとり
を持たせました。
&、これまた思いの外
“胴廻り”に余裕があっ
たので嬉しい“詰め”を
施しました。(痩身笑)
そして二着目では、二
の腕のゆとりを考えて
AHと肩幅がやや広く、
チェストとウエストのドロ
ップ差が大きい“54”の
基本サイズを用いること
にしました。
&、トラウザーズはプロ
トタイプの状態を視て、
股上~渡り幅~膝幅を
「おやっ!?」っと思う
程度のゆとりを持たせ
ました。
素材は、最近では北国の盛岡でも“初夏から初秋まで”南国のような暑い日が続きますから、通
気性が良くてシワになりづらく、さり気ない上質感を醸し出す「葛利毛織」のフレスコ~ポーラー
から、ニッポンらしい色味の“紺”ストライプをお選びになりました。
(ワタシ的にはこの二着目、かなり“完成度が高い”なと思って視ていましたが、ご本人着用され
てみてどうなんでしょう!?「秋冬物も作りに来ますよ」と仰っていましたが・・・)
ということで、最後のラストになりましたが、今回ご紹介した作品のご依頼人ですが・・・なんと・・・
“〇〇御三家”アラフォー組の“先輩”になります50代前半、花巻のTKさんでした。(チャンチャン)
THE SARTORIALIST
Centro, Mexico City
See you again
by itsformen | 2013-06-07 22:55 | オーダースーツ | Comments(0)