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“アラフィフ”OYAJIたちの「岩手のスーツ」 編 その壱


 ズーズー弁
 これ程までに“痛快”で“気取らず”に“毎回毎回”ポンポンポンっと繰り出してくる“朝ドラ”って今
 までになかったんじゃないですかね。観ていて「気持ぢい!面しぇじゃ!」~あまちゃん!
 6年前には、同じ岩手のここ盛岡が舞台になったどんど晴れが放送されましたが、盛岡人の隠
 れた気質“気取り屋でええかっこし~”なところが垣間見えて、もっと“田舎者”なところを出しても
 いいんじゃないかと思っていました。(ズーズー笑)
 「えっ?どうゆうことかって!?」
 まあつまり、ワタシが生まれる前からそうらしいんですけどね。地元では“都会人ぶる”んですよ。
 都会に出ると“屈身体”でヘコヘコして、帰りの新幹線に乗ったあたりから“反身体”でふん反り返
 る、そして盛岡駅に着いたとたんに“カッコつけで”ドヤ顔で練り歩く。まあ、こんな感じです。
 特に、昔から“先生”とか“社長”とかって呼ばれてる人たちに多いと聞いています。(伝統?笑)





 隠れ家  
 的な“オーダーメイドサロン”のスタイルになってから、特に“アラサー&アラフォー”のお客さんた
 ちのご来訪が活発で、“平均年齢40才”をキープするどころかもっと若くなりそうな勢いを感じます
 が、ワタシと同年代の“アラフィフ””OYAJIたちも負けちゃあいません!(五十笑)
 そこで今回から数回に分けて、そんな“アラフィフ”OYAJIたちの岩手のスーツをご紹介したい
 と思います。
 “紺屋町隠れ家的オーダーサロン”になってからの新しいお客さんたちと、“どっぷり菜園ブティッ
 ク”時代からお付き合い頂いているお馴染みさんたちの作品です。



            “肩に負担がかからないように”

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 Sartoria PLUM
 仕立て

 「LBS クラシック」 50L
 シングルブレスト 3釦
 ノッチドラペル
 ストレート ショルダー
 胸P~バルカ 
 腰P~チェンジ スラント
 極限コバステッチ
 袖口本切羽 4釦 重ね
 サイドベンツ
 別注裏地¥2,000+税
    
 「LBSP-I2T」 50L
 2タック トラウザーズ
 
 イタリア ローマ
 「EUROTEX」
 made in england
 トロピカル
 Super120’s
 ブルー×金茶ストライプ
    
 オーダー特別価格¥
 (岩手のスーツ
                                             一着目プロトタイプ)


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 先ずは、何を隠そう(別
 に隠してるつもりはなか
 ったのですが・・タイミン
 グですかね・・笑汗)
 生オーダーメイドサロン

 として営業を始めてから
 “初めてのお客さん”
 で、しかも全くの新規の
 方、“東日本大震災”の
 影響でにっちもさっちも
 行かない状況のなか、
 オフィシャルサイト
 この“オヤブロ”が活躍
 してくれたようです。


“アラフィフ”OYAJIたちの「岩手のスーツ」 編 その壱 _c0177259_3213069.jpg
 転勤でしばらく青森へ
 行ってらしたそうで、そ
 ちらではウチと同じ「D
 O.1」のオーダーシャ
 ツを扱うお店でお買物
 をされていたらしく、盛
 岡に戻って来てこれか
 らシャツをどうしようか
 悩んでいたところ、ダメ
 元で“ネット検索”して
 みたら藤原劇場
 たった
みたいですね。 
 そして、大震災から10
 日後の“春分の日”の
 午後三時に自転車
                                             いらっしゃいました。
                                             (あの頃はガソリンが
                                              不足してましたね)
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 こちらの写真のドレスシ
 ャツは、昨年やっと巡り
 会ったロイヤルカリビ
 アンコットン
黄色ら
 しい
綺麗なイエローの
 生地でお作りになった
 ものですが、“春分の
 日”に初めてオーダー
 頂いたドレスシャツは
 ・・ちょっとタイトにし過
 ぎて・・作り直したので
 ありました。(狭笑汗)
 「肩に負担がかから
 ないように」

 この感覚は、“初めて会
                                             ったその日から”分かり
 あえるものではありませんから“新生早々に”勉強させて頂きました。(失敗笑汗~成功素笑)
 そして、オーダースーツもその年に、興味を持って頂いた「葛利毛織」の生地をまずは【Super
 Standard】の仕立てからということで、他には無いような個性的なシルクブレンドの“グレンチェッ
 ク”でお作りになりました。
 そしてのそして、一年後の去年の今頃でしたね、岩手のスーツ初体験キャンペーンに乗って
 貰いまして“肩に負担がかからない”着心地を体感して頂きました。(肩先浮笑)
 選んだデザインパターンは“エレガンスの極み”~「LBS クラシック」、前編の「THE SARTORIA
 LIST」の中に登場している御仁のモデルです。
 (2001年、伝説のスーツメーカー「天神山」の時代に“it's モデル”のスリーピースを「LBS クラシ
  ック」×「CARLO BARBERA」の生地を用いて作っています。どうりで相性がいい筈です。良笑)




                            “二着目はTUWAMONOで”

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 TUWAMONOスーツ 

 Sartoria PLUM
 仕立て

 「LBS クラシック」 50L
 シングルブレスト 3釦
 ノッチドラペル
 ストレート ショルダー
 胸P~バルカ 
 腰P~チェンジ スラント
 極限コバステッチ
 袖口本切羽 4釦 重ね
 サイドベンツ
 別注裏地¥2,000+税
    
 「LBSP-I2T」 50L
 2タック トラウザーズ
 
 ニッポン「葛利毛織」
 トロピカル
 タスマニア
 黒×灰色×銀色
 オルタネイトストライプ
    
 オーダー標準価格
 ¥110,000+税
 (岩手のスーツ~二着目)


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 一着目のプロトタイプで
 は、トラウザーズを“あ
 ちこち”と直させて頂き
 ました。(笑汗)
 まず、脇の辺りに“縫製
 不良”が見つかりました
 ね。(すみまっせん)
 それからウエストと裾幅
 を“ぺっこばり”出して裾
 丈を“ちょとだけ”詰めま
 した。
 そして二着目は、その
 辺の所を修正してさら
 に股上を浅くしてスッキ
 リしたシルエットになり
 気になっていた本物の
 【TUWAMONOスーツ】
を味わって貰うことが出来ました。
 そしてさらに、同じようにスーツスタイルに拘る“気の置けない同僚”の方も連れて来てくださいま
 した今回のご依頼人は、50代前半、盛岡のATさんです。 





         “未体験ゾーンへ連れて来てもらいました”

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 Sartoria PLUM
 仕立て

 「MKA クラシック」 48
 シングルブレスト 2釦
 ノッチドラペル
 ナチュラル ショルダー
 胸P~バルカ 
 腰P~両玉フラップ
 極限コバステッチ
 袖口本切羽 4釦 重ね  
 センターベント
 別注裏地¥2,000+税
  
 「SPT-1T」 82 
 1タック トラウザーズ

 イタリア ボローニャ
 「DRAPERS」
 フランネル
 Super120’s
 ダークブラウン×
 パープルストライプ

 オーダー特別価格¥
 (岩手のスーツ
                                              一着目プロトタイプ


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 こちらのスーツのご依
 頼人が、ATさんの同僚
 で土日の休日以外は
 “新幹線通勤”してらっ
 しゃいます、こちらも同
 僚ですから同じく50代
 前半、一関のMCさん
 です。
 
 今までは主に“イージー
 オーダー”のお店でお
 作りになっていたようで
 すが、“隠れ家的オー
 ダーサロン”では仕立
 ても生地も“未体験ゾ
                                        ーン”
ということで、や
 はり岩手のスーツ初体験キャンペーンをご利用頂いてイタリアとニッポンの“フランネル”を両
 方味わってみるということになりました。(日伊欲張笑)




                          “やはり二着目はTUWAMONOで”

“アラフィフ”OYAJIたちの「岩手のスーツ」 編 その壱 _c0177259_32504.jpg
 TUWAMONOスーツ

 Sartoria PLUM
 仕立て

 「MKA クラシック」 48
 シングルブレスト 2釦
 ピークドラペル
 ナチュラル ショルダー
 胸P~バルカ 
 腰P~チェンジスラント
 極限コバステッチ
 袖口本切羽 4釦 重ね
 センターベント
 別注裏地¥2,000+税
 
 「SPT-1T」 82 
 1タック トラウザーズ

 ニッポン「葛利毛織」
 フランネル
 Super120’s
 濃紺×水色ストライプ

 オーダー標準価格
 ¥125,000+税
 (岩手のスーツ
 ~二着目)
 

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 仕立ても然ることなが
 ら、デザインパターンも
 “未体験のタイトフィッ
 ト”
な「MKJ クラシッ
 ク」を用いました。
 一着目のプロトタイプは
 “ベストフィッティング”
 に近い状態でしたが、
 一箇所トラウザーズの
 ヒップからの落ち具合
 が気になったので、二
 着目は股上を“ぺっこ
 ばり”深くして調整しま
 した。
 「DRAPERS」の方は
 ノッチドラペルで「葛利毛織」の方はピークドラペル。
 どちらもカッコ良かったです。甲乙付けがたかったですね。
 ひと冬を越して如何だったんでしょうか!?
 「シャツもいいなあ」と言ってましたが・・春のフェアにも現れず・・
 まっ 来月はボーナスですからね。お待ちしてまっす!







             “日に日に緑が眩しく感じます” ~サロンの上から~

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by itsformen | 2013-05-22 22:55 | オーダースーツ | Comments(0)

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