2012年 11月 11日
“ニッポンのツィード” ~明治~大正~昭和~平成~ 歴史を紡ぐ「いわてのホームスパン」 編
ニッポンのツィード
明治時代からの歴史を紡ぐ成熟した味わい~いわてのホームスパン~
「いいねッ!」
(また再放送したみたいですね、NHK「美の壺」の“ツィード”。先日、朝の4時に盛岡のツーさん
からメールを頂きました。『朝から良いものを観てます』ってね・・そのわりに『よっしゃ!こしぇる
が!』って言わないんですよね・・地元の人たちこそ地元のいいものを支えていかないと・・)
ということで今回は、この時季にピッタリな風合いのツィード素材「いわてのホームスパン」を用
いて“こしぇる”【IHATOVジャケット】を、“春物のスラブ系シルク”に続いて最もホームスパンらし
いピュアウールでザックリ感のある秋冬物の素材でお作りになりました、今年4度目のご来訪に
なります40代半ば、東京のIKさんの作品をご紹介します。
“枯れた葉っぱ 枯れた草木 枯れた土 ・・枯れかけの男”

~ホームスパンのシブさって~深いね~
“柔らかく包まれたい”

東京で着用するには
「ハリスツィード」は厚
(暑)くて重いとのこと
で、長野のご実家へ
置いてきたらしいです
ね。
大学院を出るまで十
年近く“苦学・・?”し
ていた仙台での暮らし
、海外出張が多くて
“岩手の大自然”を満
喫できなかった盛岡
での勤務、その頃は
“ハリスのジャケット”
は活躍したみたいです
けど、今は“定着・・?”
した東京での生活にはちょっと“おもい”みたいですね。

だから、軽くて暖かい
「いわてのホームスパ
ン」には魅力を感じて
いたようです。
ツィードのジャケットに
“柔らかく包まれたい”
という望みは叶いまし
たかね。
「優し~さに~包ま~
れたなら~ き~っと
~ ~メッセ~ジ~」
きっと良いことありま
すよ!
ふ~む、やはり!
「いわてのホームスパ
ン」と相性バッチリグッドな“アルパカ裏地”と「桃太郎ジーンズ」、「いいねッ!」
*今回の“俺たちの復興応援”の特典は、「買って応援セキュリテセット」の中から“八木澤商店
セキュリテセット ”を送らせて頂きました。

【IHATOVジャケット】
「Sartoria PLUM」
仕立て
「MKJ‐XX クラシック」
42
シングルブレスト 3釦
ノッチドラペル
ナチュラル ショルダー
(垂れ綿~極薄)
胸P~バルカパッチ
腰P~フラップパッチ
7mm ピックステッチ
袖口本切羽 4釦 重ね
センターベント
・別注裏地~アルパカ
(モヘア×コットン)
OP +¥6,825
「日本ホームスパン」
紺×青(パリコレ品番)
ウール100% 2.5m
(最後の一着分)
オーダー標準価格
¥152,250

IKさん、盛岡勤務時代
よりは少なくなったよう
ですが、未だに海外出
張が多く、合い間の連
休を利用していつもご
来訪くださいます。
宿泊されるときは、折
角だから少しでも“岩
手の大自然”を味わい
たいということで“盛岡
の奥座敷”に宿を取り
ます。
今回は、日帰りでいら
っしゃるということで、
しかも帰りに古巣の仙
台へ寄って行かれると
いうことでしたから、靴
好きの間でよく話題に
挙がる「タマヤフットウ
ェア」という評判の店
があるらしいですよと
お伝えしましたよ~
IKさんも靴好きですか
らねえ~(尽好物笑)
そうそう、今回は“お土
産”まで頂いてしまい
ました。(嬉笑)
東京自由が丘「蜂の家」の“まゆ最中”、都会の最中は“珈琲”によく合います。
美味しく頂きました、お気遣いありがとうございました。


“灰色に映える熟成の色” ~サロンの窓から~


See you again
by itsformen | 2012-11-11 21:55 | いわてのホームスパン | Comments(0)