“ニッポンのクラシコ” ~ イタリアの伝統技法を継承して40年 「イワテスーツ工房」を訪ねる 編


大切なもの 
“良いスーツ”“本物のスーツ”~といわれるものを仕立てる技術を絶やすようなことがあってはなりません。イタリアの伝統技法を継承して40年。更なる継続と進化を期待します。

IBC岩手放送のHさんも同じように思ったのだと思います。4日の「ニュースエコー」の“岩手に生きる”のコーナーに私を取り上げてくださった背景には、同じ思いがあったのではないでしょうか。
一般の人たちにも知って貰える良いキッカケになったと思います。ありがとうございました。
そして、お客さんに扮して(・・っていうかお客さんです・・笑)素敵に出演して頂いた盛岡のTKさんご協力ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。
(TKさんのスナップ写真・・テレビの取材で・・すっかり・・撮るのを・・忘れてました・・あちゃ笑汗)




                   「イワテスーツ工房」

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今回、IBCさんの取材のお陰で、ウチのSartoria iwateを仕立てる「東和プラム」さんへ“新体制”になってからは初めて訪ねました。
工場内のレイアウトが全体を見渡せるようになり通路も広く取ってあって、建物は年季が入っていますが、何処となく新しさを感じました。
見学者にとっては邪魔にならずにゆったりと視ることが出来ました。(そんなのは関係ないっか・・笑汗)

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相も変わらず然るべき工程をあたり前に“岩手の職人”さんたちは黙々とこなしていました。
~裁断~
~芯据え~
~袖付け~
~衿殺し~
~最終検査~ 
等々、この日も、
小売価格が30万~50万円クラスのある有名ブランドのコートを丁寧に仕立て上げていました。

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「純正鎌衿」を作る“衿殺し”の作業を“凄腕のプレス職人”が丹念に施しています。
首廻りに吸いつくような純正鎌衿はここで作られます。
ちょうどこの時、まるで示し合わせたかのような素晴らしいタイミングの良さでウチのお客さんのIHATOVジャケッを料理しているところでした。

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右横と左下の写真は、伝説のスーツメーカー「天神山」の時代に、メンズファッション誌に取り上げられた時の記事です。
こちらの職人さん、今ではちょっとふくよかになって“白いもの”も目立ち始めましたが、若い頃からプレス一筋に徹しています。
おそらく「純正鎌衿」を作らせたらこの人の“右に出る者はいない”でしょう。
左下の写真の頃は、現工場長のHさんも“若々しく”現場で腕を揮っていました。(懐笑)
今でもシッカリと、伝統の技は受け継がれています。
右下の写真、Hさんが仕上がった「純正鎌衿」の説明をしているところです。
「札幌のYIさ~ん!もうしばらくお待ちくださ~い!」来週中にはお届けいたします。
~大好きなお酒も~岩手宮古の大吟醸~お楽しみに~

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    ~熟練の職人さんたちの中に入って“若い人たち”も頑張っています~

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現在は親会社が“副資材の総合商社”なものですから“拘りのコレクション”が揃っています。
芯地の要“本バス”(馬の尾毛)の“ボンレス棒”もなかなか見られるものではありません。
“南蛮渡来の珍品”もありました。キャ〇〇ボー〇!暑い熱いところで朽ちてたんですね。
(早速予約入りましたよ!S社長!)

 
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こちらは左から、工場長のHさん、ちっちゃいのがワタシ、そして社長のSさんです。

最近では、“本格スーツへの回帰”が本格的に動き始めたのと、“ネット劇場”での演出が功を奏してか?(笑)、全国のメーカーやテーラーから引く手数多のようですね。
そうなってくると・・・スーツに拘るお客さんでよく仕立て工場の違いを比べたがる方がいらっしゃいますが、そんな“ナンセンスな投資”は止めて、「イワテスーツ工房」で仕立てる全国の“つわもの”たちのデザインセンスとフィティングを比べることに投資をされた方が面白いかもしれませんよ!
あっ それから、仕立て工場の違いを比べるのなら、どうせならイタリアの“ス・ミズーラ”と比べるのが一興ですよ!
特に、日本で崇拝者が多い「Z」の付くところには“完封勝利”しているのがよく分かると思います。





         「イワテスーツ工房」仕立て

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TUWAMONO】スーツ 

「オーソドックスⅠ」A5
シングルブレスト
2釦
ノッチドラペル
ナチュラル ショルダー
胸P~バルカ 
腰P~両玉フラップ
極限コバステッチ
袖口本切羽 4釦
センターベント
   
パンチェリーナ タイプ 82
0タック トラウザーズ
 
「葛利毛織」
ウール79%
キッドモヘア21%
オーダー標準価格
¥117,600


     ~限りなく黒に近い濃紺、仕様は上と“双子”~

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「WOOLMEISTER」
ウール90%
モヘア10%
オーダー標準価格
¥105,000

 
Sartoria iwateの仕立てとくれば、この人の作品を抜きにしては語れません。
S/Sのラストになりましたが、春真っ先にお作りになっていたので一応“オヤブロ”に載せておかないと後から“ごしゃがれる”(翻訳:怒られる)と思いましてね。(笑汗)
殆んどのデザインパターンは試されています。最近は、「VCJ」がお気に入りですね。


~ベーシック~オーソドックス~何も足さない~何も引かない~
it's for men のご意見番、40代後半、盛岡のKKさんの作品です。

        “ドレスシャツ”もいつものようにお作りになりました。

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        “長月の夕暮れ~終わらない夏” ~サロンの窓から~ 

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                                See you again


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by itsformen | 2012-09-07 23:50 | オーダースーツ | Comments(0)

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