2012年 08月 24日
「“鉄蔵”が結婚する」~「んっ・・・したって?」~「えっ・・・あした!」 omedetai 編
猛暑~酷暑
残暑なんてもんじゃない!
冬には氷点下10数度にもなる盛岡には似合いませんよ、猛暑なんて!
あまりの暑さに、今月は1日からずーっと“ショートパンツ”で通しています。
親戚のご法事の時に“ブラックスーツ”を着用した以外は、ショーツ~ショーツ~ショーツです。
お客さんたちには、秋冬物の【IHATOVジャケット】や【TUWAMONOスーツ】を売っておきながら
・・・ でも、耐えられませんよね、この暑さ!9月に入ってもまだまだ続きそうな“真夏日”ですから
ね。なので私的には、まだしばらくはショーツ~ショーツ~ショーツで行きまっす!(短丈笑)
(今年も熱かったですね、“熱闘甲子園”!結果は残念なことに“予想通り”関西の横綱に軍配が
上がりました。東北人が数人程度では、やはり“関西×関西”の様相は拭えませんでしたね。
地元の東北人を中心としたチームで優勝旗を取りに行った時こそ、本当に“白河越え”が可能に
なるのではないですかね。地元の子供たちを“有望選手”に育て上げることの方が学校の評判
は上がるし、経営的にも良い方向へ行くと思いますけどね。生意気笑)
“僕のウェディングに”

【Sartoria PLUM】
仕立て
「MKJ‐A クラシック」
48
シングルブレスト 2釦
ノッチドラペル
ナチュラル ショルダー
胸P~バルカ
腰P~両玉縁チェンジ
極限コバステッチ
袖口本切羽 4釦
サイドベンツ
・別注裏地 ブルー
OP+¥2,100
「RCVZ」 46
6釦5掛け ヴェスト
「SPT-NT-P」 86
パンチェリーナ タイプ
ノンタックトラウザーズ
ローマ「EUROTEX」
made in ENGLAND
トロピカル
Super 120’s
ブライトネイビー
×グレイ ストライプ

オーダー標準価格
¥147,000
“ドレスシャツ”
ユーロスタイル
「ウィンザーワイド」
「大丸」カフス
・白蝶貝釦
OP +¥1,050
イタリア「canclini」
ブロード 120/2
パウダーブルー
オーダー標準価格
¥17,850
“オーダーネクタイ”
「セッテピエゲ」
(七つ折り)
ニッポン式~薄毛芯
~裏共地
全長 148cm
大剣先幅 8.5cm
ソリッド ロイヤルブルー

オーダー標準価格
¥19,950
髪型を“アンシンメトリ
ー”に変えたところで
強い個性は変わるも
のではありません。
皆さんにもお分かりと
思います“オヤブロ”
の常連さんですね、
「僕のウェディングに
着るんですけど、家族
と親族だけでやるんで
挙式の後の会食で着る
“スリーピース”を作りた
いんです」ということで

今回は、タイトフィット
なスタイルはそのまま
に、グッとクラシック
な雰囲気を醸し出し
てお色は初挑戦の“ブ
ルー系統で攻める”こ
とをイメージしてお作り
になりました、30代半
ば「鉄蔵.com」盛岡の
FNさんの作品です。
まずは「ご結婚おめ
でとうございます」
“ご自身のブログ”でも
“世界へ向けて”発表
していましたが、今年
の春にハレて“ご入
籍”されました。
両家のご両親公認の
同棲生活から、今は
“本物の夫婦生活”を
満喫?しているようで
すね。(現実笑)
さあ、明日はいよいよ
日本有数のリゾート地
「安比高原」にて“僕
たちのウェディグ”が
始まりますね!(omedetai笑)

それにしても、この佇まいといい表情といい
いいでやんすよ!
幕末の頃、土佐の「坂本龍馬」が水平線の彼
方を見据えていたように、南部の「鉄蔵」も今、
世界を見据えています。
中国とのビジネスは、今年の初めから“ガガー
っときて”てんやわんやな状況も落ち着き始め
てきたところ、(私の勝手な妄想ですが・・笑)
次のターゲットは、なんだかんだ言っても底力
のある“質の市場”では世界№1ではないです
かね、「New York」での活躍を期待します。
ちょっと前まで、斜陽な伝統産業の枠の中に
入っていたのですが、この一、二年のところで
“成長伝統産業”の枠を新たに作ることが出
来るまでに盛り返しているようですよ。
新規の“鉄瓶職人を募集”している釜屋さんも
あるようですね。がんばれ!南部鉄瓶!

こちらの“黒のプレーントゥ”は、FNさんのお祖
父さんの形見なそうです。
婚約を機に実家の“蔵”を整理していたところ
“出はって”きたみたいですね。
トゥに気になるキズはあるもののアッパーの状
態は良好でしたから、盛岡の「菅原靴店」さん
に依頼をして革底を張り替えたようです。
当時の靴としては、足踏まずの所グイッと食い
込むアーチの曲線がヨーロッパ的で、メーカー
は分からないようですが、感性の良いニッポン
の靴職人にオーダーしたのではないか?との
ことですね。やや大きめのサイズのようですが
“中敷き”で調整してウェディングに臨むよう
です。(お父さんには小さくて入らないみたい)
そんなお祖父さんは、“盛岡の東京駅”が本店
だった頃の「岩手銀行」にお勤めだったとか。
こんな素敵な靴を履きこなす人なら、ネイビー
かチャコールの“バンカーズストライプの三つ
揃い”で颯爽と仕事をこなしてたんでしょうね。
*靴と言えば、FNさん、外国から南部鉄瓶を個人輸入されるお客さんが多いので、自分も何か
“個人輸入”してみようと思い、イギリスの靴メーカー「CHEANEY」の直営サイトから購入した
ようなのですが、関税と諸経費合わせても日本の小売価格の“6割強”で済んだようです。
これってハッキリ言って卸価格と同じですよ!(笑汗)超円高な状況が続いているにも関わらず
逆に、欧州の高級品は価格が釣り上がっています。(唖笑)
靴は洋服と違って自分に合った木型が決まれば、革サンプルを送ってもらったりデザインはネッ
ト上でのやり取りである程度はやれちゃいますからね。
今ウチのサロンに来ているお客さんだけでも、イチ、ニ、サン、4人いらっしゃいますよ“直買い”
してる人たち。この先、今の50歳前後から上のOYAJIたちが“お年寄り”になる頃には“舶来品
依存症”の人口が半減してしまうのは目に見えていますから(逆に若い人たちは誇りに思える
日本製品を求めています)、輸入業者の人たちは今までのルートを活かして、半分を“拘りの
日本製品”を輸出する方向に転換したらどうですかね。時代は大きくうねり始めました)
“猛暑が続くモリオカの空” ~サロンの窓から~
猛暑はもういっしょ・・・(寒汗)


See you again
by itsformen | 2012-08-24 23:00 | 自分スタイル | Comments(0)