2012年 03月 17日
「岩手のスーツを誇りに思う」 ~ “ステルス仕様” 編
誇り
来週、いよいよ始まりますね“春のワクワクドキドキ感”溢れるセンバツ高校野球!
岩手代表の“つわもの”花巻東には自信と誇りをもって思う存分プレーしてもらい、そして、紫紺
の優勝旗を持って岩手に凱旋して欲しいと思います。(期待わくわく笑)
(開幕初日の第三試合、大阪桐蔭との大会屈指の注目対決!ドゥワンのTさん3時頃だっけか)
「知る人ぞ知る」~「佇まいで魅せる」~ こんな感じを求めてくるお客さんたちが増えていま
す。特に、“新生オーダーメイドサロン”に変わってからは、私の提案~提供するものに共感して
頂いて“自分スタイルを創りだす”ことに快感を憶える人たちが“すくすくと育って”いますよ。
ファッション誌に載っている“ブランド”(記号)を追っかける人たちはもう来なくなりました。
都会では手に入らない完成度の高い「こだわりの逸品」を、都会ではない岩手から提供すること
に意義を感じてやっていますから・・・。それに賛同してくれる人たちが増えていくのは自信になり
ますし誇りに思います。ありがとうございます!
“こんなにも違うものなんですねえ”

そうなんです!
こんなにも違うんですよ!
この一年で“お得意さま”
になって頂きました盛岡
のHHさんの作品です。
昨年の素朴なラグジュア
リー”~“シンプルな贅沢
でご紹介した【IHATOV
ジャケット】と、今回のスー
ツの上衣は同じデザイン
パターンの「MKJ」を用い
ていますが、型紙は同じ
でもスーツと普段使いの
ジャケットでは素材が違い
ますし用途も違いますから
“芯据え”~“肩パット”~
等々の手の入れ方を変え
ています。
あぁ~ 「こんなにも違うん
ですねえ」というのは・・・
HHさんが今まで着ていた
“B・B社”のパターンオー
ダースーツとの違いです。

着心地もデザインも全然
違ったみたいで、本当に
“真心を込めて”感心して
いました。
そして、HHさん言っていま
した「こんなスーツを地元
の岩手で作ってるなんて
誇りに思います」ってね!
HHさん、私よりも上背は
ありますが、横幅の方は
3段階細いので“並みの
パターンオーダー”では
太刀打ちできません。
しかも、30代半ばになっ
てこれからどんどん増え
て“こなして”いかなけれ
ばならない“発表の場”。
“外国人”とも渡り合わな
ければいけません。
年齢とともに醸し出す
“品格と誇り”を自然な
形で魅せてくれるのが
【Sartoria PLUM】仕立て
「岩手のスーツ」です。

【Sartoria PLUM】 仕立て
「MKJ‐X クラシック」 42
シングルブレスト 2釦
ノッチドラペル
ナチュラルショルダー
胸ポケット バルカ
腰ポケット 水平フラップ
サイドベンツ
極限コバステッチ
袖口本切羽
水牛釦
・裏地 濃紺ペイズリー
OP+¥2,100
「SPT‐NT‐P」 70
トラウザーズ 裾幅19cm
(パンチェリーナ タイプ)
“ステルス”
グレイッシュブルー
シャークスキン
Super110’s
オーダー標準価格
¥165,900





“ステルス”
「能ある鷹は爪を隠す」 ~ ・・?
何にせよ、“バブリーオヤジ”のように飲んでる
席で“ブランド”(記号)をひけらかすような行為
を“サイテー”と評価する世代ですから、店のネ
ームも生地のネームもご自分のネームも付け
ません。
見た目の“佇まい”が醸し出す恰好良さに
“粋”を感じます。
(何でも、去年作ったコーデュロイパンツを奥さん
がクリーニング店に持ち込んだところ、『ここの
服はモノが良いですよ』と、ウチのネームを指
して余計なことを言ったらしく、それでバレてし
まって『自分ばっかりいいわね』となったので、
“ステルス仕様”でクリーニングへ“潜行”して
どんな反応をするか楽しみだと言っていました)
THE SARTORIALIST
After Chloe, Paris


See you again
by itsformen | 2012-03-17 22:55 | オーダースーツ | Comments(0)