2011年 11月 01日
「イーハトーヴの追憶」 ~ 【IHATOVジャケット】&幻想の夕暮れ 編
40才 ~10年超変わらない it's for men でオーダーされるお客さんの平均年齢です。
20代後半から洋服屋になり、若いうちはどうしても自分の年齢と共にお客さんたちの平均年
齢も引っ付いてくるわけで、“お店の鮮度”を保つためにもそして人生の“ターニングポイント”で
もありますから、自分が40才になったら“平均年齢40才”を維持しようと決めて、お陰様で10
年超続いております。
40才~“不惑”とはよくいったもので、既婚でも独身でも“OYAJI世代”へ突入したならば、“迷わ
ないブレない術”を身に付けなければなりませんから、男の服装でいうところの“クラシックスタ
イル”になるわけです。流行を取り入れたとしてもベースにあるのはクラシックです。
(これは服装に限らずビジネスやライフスタイル全般においてもそうだと思います)
“入学”や“就職”が決まり親に連れられ訪れる18才~20代前半の人、“結婚最盛期”を迎えた
20代後半の人、ビジネスに“本気のスイッチ”が入った30代の人、若いうちは“チャラ男”でよか
ったのだけれどマジで変わりたい40代の人、“デキる男&モテる男”のままリタイアしたい50代
の人、リタイアした後の“生きる愉しみ方”に貪欲な60代の人、“生涯現役”を通すハートはいつ
までも“40才”な70代の人、こんなお客さんたちの平均年齢が“40才”ということです。
「イーハトーヴの追憶」

こちらの作品は、久し
ぶりに“お題”を付けて
みたくなりました。
「イーハトーヴの追
憶」
40代前半、自然エネ
ルギーの開発のため
“山奥にこもり”その結
果を東京へ出張して
会議で発表する。
大震災の後、こんな
スケジュールをこなさ
なければいけません
から2着目の【IHATO
Vジャケット】は早いう
ちに決めておきたいと
いうことで、「ドライブ
がてら行ってきます」
と仲良しの奥さんと一
緒に自ら花巻にある
「日本ホームスパン」
の本社と盛岡店を見
て回って機織りも見学
しながら今回の生地
を選んで頂きました
滝沢のFAさんの作品
です。

【IHATOVジャケット】
「Sartoria PLUM」
仕立て
「MKJ‐X クラシック」
シングルブレスト
3釦段返り
ノッチドラペル
ナチュラル ショルダー
(肩パットなし~
垂れ綿極薄)
胸ポケット ナッシング
腰パッチポケット
センターベント
「日本ホームスパン」
ウール90%
シルク10%
オーダー標準価格
¥199,500
FAさん、毎年【IHAT
OVジャケット】を作り
続けられるように、実
は会社には内緒で定
年のない“社長の座”
を狙っています。(頑張笑)
「60才過ぎても作り続けたい」って!



胸ポケットを“ナッシン
グ”する。
もはや「FAスタイル」
になりました。
特に、立体感のある
柄の生地ではシンプ
ルで良いですね。
そしてのやはり!「い
わてのホームスパン」
には“本物のデニム”
がシックリきます。
【桃太郎ジーンズ】の
中でも“銅丹LABEL”
「G007」タイトストレ
ートをお薦めします。
(FAさんは、ま・・だ・・ ですね。笑汗)

カジュアルシャツは、
グレイ系かブラウン系
かということで、今回
は織り柄のモードっぽ
い“グレイシャツ”に落
ち着きました。
「スチュアートレギュラ
ー」
ノータイで“モードな演
出”をしたいときにシッ
クリきます。
台衿のフロントがや
や低くなっているので
衿元がスッキリ見えま
すね。
オーダー標準価格¥11,550
“幻想の夕暮れ” ~サロンの窓から~

“盛岡の東京駅” ~北側の姿が露に~

“追憶” ~言葉にできない~

“追憶”といえば ~ 想い出すのはオールマン・ブラザーズ・バンドの「エリザベスリードの追
憶」
今にして思えば、高校生の分際でよくもまあこんな大人チックな難しい曲を毎日毎日練習して
よくやってたなと思いますね。
中学生の頃から小生意気にも隣の学区にあったジャズ喫茶「若園町8の6」に通っていまして
まあ、よく分からないけど大人っぽさに憧れてその雰囲気に浸っていたかったんでしょうね。
バンドを始めるキッカケとなったのは、最近よく会う機会があるその頃の“もう一人のリードギ
ター”Aからドラムセットを“有償”で譲ってもらったのが始まりでした。
盛岡市内を一望できる「岩山」の麓に、その当時は“盛岡のコスモポリス”という触れ込みで
造られた街「つつじが丘」(現在は老人ホームのような街)にAのお家があり(そういえば同級
生いっぱい居ましたねえ)、私らの世代の子供の頃は“核家族”&“共働き”の先駆けだった
もので、Aのお家はその典型的なパターンでした。
なものですから、部活のない日は自宅とは反対方向へ帰って行くわけです。
二階の部屋に上がり、ステレオのボリュームを時計回りに目いっぱいしぼって針を落とす。
「ディープ・パープル」で荒れ狂い、「エリック・クラプトン」で泣き(鳴き)、「ボブ・マーリー」で心
穏やかにしてから下校していました。
そんな中学時代を共に送ったAも、今ではお家を“我が物”にして同級生だったMと結婚して、
いわゆる“髪結いの亭主”をやっていまして、奥さんのMが全てを仕切ってるのに、美容室の
店名を自分勝手に付けやがって、しかも、デュアン亡き後のもう一つの名曲「ジェシカ」をその
まんま店名に使いやがった。
まあ、そんなAですが、今では自宅で今流行りの“インターネット通販”をやっています。
アンティークに興味のある方は覗いてみてください ~ 「road_hawg_max」
美容関連のスキンケア・ヘアケアのサイトはこちら ~ ジザニア専門店「Jesika-EC」
まだまだ書きたいことは山ほどあるのですが、時間は有限だし、頭も体力も使うし、また次の
機会にダラダラといきたいと思います。(気紛れ笑)
See you again
by itsformen | 2011-11-01 16:29 | いわてのホームスパン | Comments(2)

ななめ向いから BGM?!のように聞いていたのが
そうです。
私です。
小さい頃 何気なく耳にしていたあの音のせいで
あんな おませ?!中学生になってしまったのかも・・( ̄◇ ̄)
その当時から お世話様ですm(..)m
小さい頃にあのBGMでは・・・
ホントに申し訳ないことをしました。
あんな風にならずにフツーのお嬢さんでいられたのに・・・
まあ、そのお陰でフツーの女子の三倍くらいの人生を
楽しんだのでは?!
あっ!これからもですね!