2011年 07月 04日
岩手のイタリア仕込みが ~“ITALY”を料理する~ 「Sartoria PLUM」 編
(いやあ~ いがったいがった ひとまず安心した にかっ)
~ 岩手の“平泉”から 世界の“HIRAIZUMI”へ ~
(都会の皆さん 来るなら平日がいい 人混みの中では浄土は味わえません)
“東北の復興” 東北人が皆、切に願っています。
これからの東北の復興のためには、寄付も大事ですが、実際に都会の皆さんに来て頂いて観光
して買物していっぱいいっぱい投資をして頂くことです。
そうすることによって、今まで以上の素晴らしい東北を創り上げることが出来ると信じています。
(え~ そのためにはまんづ、東北人がとーほぐを観光してトーホグで買物しねばわがねのす。
特に、政治家と経営者の皆さんがだは地元で買物しねば。東京さ行ってイイ気分になりて
気持ぢはよぐ分がるんども、今は違うべや オメさんだぢ!全部とは言わね、せめて五割は
地元に還元しねどさ)
“イタリアン・クラシカル・テーラリング”

「Sartoria PLUM」 仕立て
「VCJ クラシック」 YA3
シングルブレスト 3釦段返り
ノッチドラペル
ナチュナル ショルダー
「MVMP‐1T」 トラウザーズ
「DRAPERS」 ドラッパーズ
ARRIVAL Super 110’s
オーダー標準価格¥168,000
こちらは、大震災後ストップし
てしまったお客さんの流れ・・
というか・・“オーダーサロン”
へ移転した直後に大震災に
遭ったので、内心このまま来
なくなったらどうしようと冷汗
をかいていたところに、「なめ
られないスーツを」ということ
でご予約を頂きました盛岡
のKYさんの作品です。

KYさんは、お仕事がら全国
はもとより海外からもオファー
がきますから歳を重ねるごと
に貫禄をつけないとなりませ
ん。(横綱笑)
なのですが、如何せん体型が
“ジョッキー”のように細いもの
ですから、大勢の人たち しか
も“つわもの揃い”の中にいて
も“なめられないスーツ”を
作って欲しいということで今回
ご依頼頂きました。
まあ “なめられない”といって
もドンパチの世界ではありま
せんから、基本的に上質な
品格を醸し出すスーツスタイ
ルが相応しくなるわけです。
ご自身で吟味に吟味を重ね
て選んだ“ITALY”らしい絶妙
な色合いのブルーストライプ
の生地。そして、日本が誇る
(?業界人しか知らない)
“岩手のイタリア仕込み”が腕
によりをかけて料理しました。
<Holzさん から購入した MATSU 2 綺麗な華を咲かせています>



“イタリアン・クラシカル・テーラリング”

「Sartoria PLUM」 仕立て
「VCJ クラシック」 BE5
シングルブレスト 3釦段返り
ノッチドラペル
ナチュナル ショルダー
チェンジ スラントポケット
「MVMP‐1T」 トラウザーズ
「Marcello Massarente」
マルチェロ マッサレンテ
Super 110’s
オーダー標準価格
¥141,750
こちらは昨年、「地元でいい
モノが出来るのなら地元で
作りますよ」と言って頂いて
それこそ“岩手日報の記事”
をご覧になったのがキッカケ
で“岩手のイタリア仕込み”
を体感してくださいました
盛岡のTSさんの作品です。

今年もテーマの紺色~ネイ
ビー~ダークブルーの中か
ら、「人からはいつも同じよう
なものを着ていると思われる
くらいが丁度いい」ということ
で“目立たぬようにはしゃが
ぬように”クールなシルバー
ストライプが“ITALY”の涼を
感じさせるトロピカルなポプ
リン系の生地を選びました。
TSさんは、その分なのかな
裏地で遊びます。
そして、夏の生地で仕立て
ても表地を傷めないように
裏地は総裏を施します。
“いいモノ永く”の心得で
すね。(永愛笑)
今回、前出のKYさんと後出
のTSさんとデザインパター
ンは同じ「VCJ クラシック」
&「MVMP‐1T」を用いて
います。
スーツコーディネーターの
「Mr.Murase」が“クラシコ
イタリア”の一つB社のあるモデルを参考に開発したパターンなのですが、私は気に入って今年
からよく使っています。
軽いタッチのエレガンスと、何といっても体型にこだわらない汎用性が魅力ですね。



「もりおか歴史文化館」
満を持して(?笑)、7月1日開館しました。
“オーダーサロン”のベランダから正面を望むと中津川対岸にあります。
盛岡の街なかの新たな観光ランドマークとして活躍してくれそうです。
「盛岡さんさ踊り」 ~色々な踊りのパターンを披露しています~

E5系 “はやぶさ” ~乗ってみたいでしょ~ まんつ 盛岡さ おでってくなんせ

See you again
by itsformen | 2011-07-04 23:34 | オーダースーツ | Comments(0)