2010年 10月 30日
“メイド・イン・IWATE ” ~ 俺のスタイル ~ オフは軽快感ダブル ~ アルスターコート 編
あき ~ アキ ~ 秋 ~ 秋は、どこに行ったんだぁ ~ !?
皆さんも もう肌で感じてると思いますが、「寒なっす!」 「もは 冬だなはん」
絶景 「八幡平の紅葉」も見ごろを終えて既に“雪景色”なそうですよ!
そして、ここ盛岡の街中でも雪こそ降っていませんが、“夜の街ブラ”には コート が必要な
くらいの勢いで「寒のっす」。
そんな冬らしい冬にピッタリな 上質感タップリなコート を、今年の冬、誂えてみませんか!?
“原点回帰 ~ スタイリッシュに”

「Sartoria iwate」 仕立て
【アルスターコート】
「MKC クラシック」 48
ダブルブレスト 6釦
腰ポケット 箱タテ型
ターンナップ カフス
バックベルト 釦留め
ナチュラルショルダー
肩パット~ナッシング
毛芯~ナッシング
イタリア「Cervino」
アルパカ×ウール
ミント×チョコ チェック柄
オーダー標準価格¥96,600
(ターンナップ&バックベルト
オプション料 +¥8,400)
“原点回帰” ~ オーバー
コートの原点 「アルスター」
これを現代的に“アレンジ”
そしてスタイリッシュに!

世界的に“ファッションらし
いファッション”が流行らず
なんか毎年“原点回帰”を
ファッションにしていません
かね。(私的大好き笑)
特にカジュアルウェアは
今年の秋冬は “ミリタリー
スタイル!” ジャジャン!
と、ここ十年近く毎年スマした
顔して“ファッション関係者”
らは訴えてますけど、正直
ネタが無い んですよ!
新しいネタが無いということ
は原点に帰るしかないので
基本を見直したり “熟考”
することになりますから原点
を基にした現代的な“アレン
ジ力”が物を言います。
これぞ“OYAJI世代”からの
私がお薦めする“クラシック
スタイル”の原点!




“俺のスタイル”

祖国の「アルスターコー
ト」ですから原型というと
まずは寒さを凌ぐために
形(デザイン)は「ダブル
ブレスト」に着丈は“膝
下丈”で重厚な毛織物の
生地を用いていました。
その「アルスター」を現
代的にモダンに スタイ
リッシュ に仕上げたの
がこちらの“俺のアルス
ター”。
今年の冬は“厳寒”らし
いと予報士たちは脅して
きますが、寒さを凌ぐと
言っても昔の作りのよう
に重苦しい感じでは現代
的ではありません。
“軽快感” 読んで字の
ごとく 「軽~く 快~い」
着用感を追求しました。

ウォッチ”の生地を用いた
「春と秋にもってこいのコ
ート」ということでご提案
させて頂きましたが冬物
の生地を用いると“肩パ
ット&毛芯なし”の効果
がなお一層感じられます
ね。
起毛した“アルパカ×ウー
ル”の素材感が想像した
よりも体に馴染みが良く
グッドマッチング で
したよ。(想盛り盛り笑)
副資材を用いないけれど
構築されたような“デザ
インパターン”は軽快な
着心地と 上質な雰囲
気 を醸し出してくれま
した。
上前 前釦中掛け 段返り
この感じが堪らなくいい
ですね!(職人技笑)
着丈も生地の要尺が足り
ないのが幸いして膝上5cm
もう ジャストフィッティング!

で言うのもなんですけど
紛れもなく“東洋人”(よく
大陸系と言われる)なの
ですが、“洋服”が似合う
んですよ!(照笑汗)
既製品を扱ってた頃は
メーカーの展示会に行っ
てジャケットを試着してる
と「藤原さん ホントにトル
ソー(人台)のような体型
してますよね!」ってよく
言われていました。
身長は165cmとチビっこ
(私よりチビな人許して)
なのですが、自分を基準
にして“想像&創造”で
きますからまさに「オーダ
ーメイド」をやるために洋
服屋を続けてきたと言っ
ても過言ではないと思い
ますし 自信を持って
振る舞っても“バチは当た
らない”と思います。
(自画自賛笑汗)
*巻きモノ~ストール 「日本ホームスパン」 ウール×コットン 200cm ¥10,080
THE SARTORIALIST
Lady Tie, New York

~ マニッシュ ~ 演出 ~ オーダーメイド ~ it's for men ~
~ 想像&創造 といえば ~ 「安岡正篤」 一日一言より
10月14日 お題 “感動”
無感動な人間ほどつまらぬものはない。
よく世間で、あいつは熱がないとか、いっこうに張り合いがないと言うが、
電気が伝わらないような人間は、実際つまらない。
よくある無内容な人間になると、せっかくいい話をしてやってもキョトンとしている。
話が通じない。これくらい情けないことはない。
人間の進歩というものは、そういうインスピレーション、感動から始まる。
偉大な発明発見でも、あるいは悟りでもそうです。
みんな感動がないといけない。
10月15日 お題 “創造的人物”
創造的人物は所謂知識階級からは出ない。
野人は実際の人生に生地でぶつかる。
そこに強みがある。
See you again
by itsformen | 2010-10-30 23:45 | オーダーコート | Comments(0)