2010年 09月 15日
“Made in japan” ~ ウェディングも ~ 舞台は世界へ ~ “タキシード” 編
雨降って地固まればいいのですが・・? 民主党の中の・・?“旧自民党対民主党”の戦いに決
着がつきました。見栄と利己主義に、また国民が振り回されてしまいました。
一年前に、“旧自民党対民主党”の決着はついていたはずなのに・・?
岩手の政治家の方々は、「小沢さんの政策にはブレが無い、30年一貫している」と言います
が、私は、小沢さんに“岩手”を感じたことが無いですし、“実行した実績”がよく分かりません。
“カネと数の力”では、政治家の方々は大変な恩恵を受けていることでしょうけどね。
ただ、今夏の党首選では、“服装にブレが無かった”のは認めます。
猛暑の中、日本全国どこへ行っても“スーツにネクタイ”を着用していました。
片や、再選した管さんは、“ヤング議員”が着るような色糸使いの釦穴のドゥエボットーニ(2個
釦)のシャツ姿等、党首選には相応しくない服装でしたから・・?
(政治三流・・経済も三流に・・?)
「タキシード」
“ディナージャケット”(英国)や“夜会服”(日本)とも呼ばれますから夕刻辺りから着用する“準
礼装”として結婚式などのセレモニーやパーティー全般に相応しいスタイルです。
因みに、前編の「ディレクターズスーツ」は“日中の略礼装”としてセレモニー(冠婚葬祭等)全般
に相応しいスタイルです。
現状“タキシード”というと、特に30代位までの若い人達には、ブライダル関連の方々が新郎が
着用する衣装を一様に“タキシード”と呼んでしまっていますから、“あれ”が正式なタキシードと
思い込んでいるようですね。(そうでながんすの!翻訳:違うんですよ)
なものですから、今回は同じ30代ですが大学時代から クラシックスタイル に憧れ、これから
も一生懸命服飾道を極めたいと言っています、この夏7月4日に、バリ島 にてめでたく 結婚式
を挙げられました“〇〇御三家”のお一人盛岡のSTさんの作品をご紹介します。
“タキシード ミッドナイトブルー”
【Modern Savile Row】仕立て
シングルブレスト 1釦 46A
拝み釦 共地くるみ釦
ピークドラペル 拝絹(シルク)
腰ポケット フラップレス 口閉じ
トラウザーズ ノンタック 側章
「ダンヒル」 ミッドナイトブルー
ウール×キッドモヘア
STさん、とにかく 拘る男 ですか
らまたもやご自分で生地を調達
してきました。(拘笑)
バリ島 のパンフを眺めながら
想像 してたんでしょうね。
真夏のバリですから、夏素材で
今後も着用できるよう絞り込ん
だのは「ダンヒル」のウール×
キッドモヘアで、ブラックとどちら
にしようか迷っての ミッドナイト
ブルー。(深紺笑)
触った感じもサラッとヒヤっとして
雰囲気はとっても上品に仕上がりました。
タキシード オーダー標準価格¥105,000 ~ ダブルブレスト +¥5,250
“タキシードもオーダーメイドでないとね”
ブラックタイ 今回は、ご自身の
結婚式でしたから黒のボウタイ
にカマーバンドで臨んだようで
す。
(私的なパーティーならチェック・
ドット・ペイズリー等の柄モノを
合わせると愉しいですね)
そして、トラウザーズはもちろん
側章 &ブレイシーズ 仕様で、
“ヒップが自慢”のSTさん!後ろ
のピスポケットは“ナッシング”
でっす!(妻喜?自己満笑)
【Modern Savile Row】の仕立
ては、元々英国や仏国のブラン
ドのライセンス生産を担当した
工場ですから、モーニングコート
やタキシードの仕立ては得意と
するところです。
【Super Standard】の仕立ては
新たに ナローカラー が加わり
ラペルの端に拝絹をトリミングし
て付けたりと ファンシー な衣装
もオーダーメイド で演出します。
日中の略礼装 「ディレクターズスーツ」
夜の準礼装 「タキシード」
パーティー衣装 「ファンシータキシード」
~ 備えあれば憂いなし ~ 非日常は愉しまないと ~ 心が豊かに ~ みんなが幸せになる ~
THE SARTORIALIST
Jazz Age Dance Party, Governors Island
See you again
by itsformen | 2010-09-15 17:03 | オーダーウェディング&フォーマル | Comments(0)