2010年 07月 26日
頑張れ!ニッポンのファクトリー! ~世界を呼び込むモノづくり~ “つわもの” 編 その四
目指せ甲子園!!
遂に、岩手県代表校が決まりました! “本命なき今夏”と言われた中「一関学院」がノーシード
ながら破壊力のある攻撃で春のセンバツ大会に出場した「盛岡大附」を退けました。
(やっぱり夏は“底力”がものを言います。甲子園で勝ち進むには点を取らないことには話になり
ません。ここの監督は評判もいいので何かやってくれるんではないかと期待してます。サプ笑)
ということで今回から、ぺっこばり(翻訳:ちょっとの間)ご無沙汰していた【TUWAMONOスーツ】
のお客さん作品集をお送りしたいと思います。
“たまに着るからこそサイズの合った上質なモノがいい”

【TUWAMONOスーツ】
「Sartoria PLUM」 仕立て
「MKJ クラシック」 48
シングルブレスト 2釦A
ノッチドラペル スラントポケット
ナチュラルショルダー ノンパット
片返し 7mm 総ステッチ
「ACP」 ノンタック トラウザーズ
「葛利毛織」
ウール78%×キッドモヘア22%
オーダー標準価格¥115,500
(総ステッチ仕様+¥10,500)
まずはこちらは、昨夏初めてオー
ダーシャツをお作り頂いて、その
時にも「たまにしか着ないんだけ
どサイズの合った上質で永く着
られるスーツを作りたいな」と仰
っていまして今年はそれを実現
すべくいらっしゃいました盛岡の
MMさんの作品です。
いつも仲の良い上品な雰囲気の奥さんとご一緒にいらっしゃいますが、その奥さん、色々な所
でご縁がありまして、この日も自分の奥さんが迎えに来るまではしばらくの間お互いに初対面と
思いながら“オーダー談議”に付き合ってくれた5月の“OYAJIの休日”にも登場しています盛岡
のTAさん、の“奥さんのブログ”からウチのブログにリンク~リンク~リンクで繋がって昨夏いらし
て頂いていますし、昨年8月にご紹介したあの“髪の職人”の所にも20数年と言ってましたから
私と同じ頃から通っているみたいですね。
ですから、人から人へ繋いでくれる“ご縁”に感謝感謝感謝です。
(それにしても、文字通り網の目のように張り巡らされたインターネットの力は凄い!)



“肩パットなしも程々がいい”
「MKJ クラシック」のノンパットと
いうと勿論パットは入りませんが
薄い毛芯がうっすらと入ります。
元々肩に沿うようなパターンで
すからパットが無くても着心地
も見た目にも違和感がありま
せん。
最近、イタリアの超高級ブランド
でも肩パットや毛芯を省いた肩
から胸にかけてフニャラフニャラ
させたスーツを提供しています
が、どうなんでしょう!?
これには賛否両論あると思いますが、私はどんなスタイルでも程々がいいと思っています。
実際、イタリアのブランドと思われる肩パットなし芯なしジャケットを着用した人の姿を見たことが
ありますが“やりすぎ”の感がありました。
まあ、手前味噌になりますがこの「MKJ クラシック」の肩パットを外して薄い毛芯を据えた仕様
が、着心地も見た目もほど良いバランス感を保っていると思います。
イタリアの高級ブランドがいいと思ってる方、騙されたと思って一度作ってみてください、このバラ
ンス感と割安感に驚くことでしょう!
“生地から選べるからデイリーシャツもオーダーがいい”

左のシャツは、真夏向けに半袖
で仕上げ、前釦2個はずしの開
き具合が絶妙な雰囲気を作る
「ワンピースワイド」の衿型に
「ロイヤル カリビアンコットン」
の生地を用いました。
オーダー標準価格¥13,650
右のシャツは、今回のJKにノン
タイでもOKな「ショートB・D」
の衿型にイニシャルを入れた「フ
レアカフス」、こちらにも貝釦を
付けて、用いた生地はポルトガ
ル産の「ソメロス」。
オーダー標準価格¥15,750
(オプション料別)
“やっぱり上質なモノを大事に永く着たほうがいい”

【TUWAMONOスーツ】
「Sartoria PLUM」 仕立て
「MKJ クラシック」 52
シングルブレスト 3釦A 段返り
ノッチドラペル
ナチュラルショルダー ノンパット
「ACP」 2タック トラウザーズ
「葛利毛織」 タスマニアウール
オーダー標準価格¥115,500
こちらは、今春【IHATOVジャケ
ット】をお作り頂いて「MKJ クラシ
ック」のデザインパターンがお気
に入りになりました盛岡のJKさん
の作品です。
JKさん、夏物スーツが足りなくな
ったのでと相談にいらっしゃいま
して、初めは、夏場は汗をかいた
りして痛みが早いから5~6万円
のところで誂えたいということで
進めていましたが、結局延べ3日
間に渡って検討した結果、「やっぱり良いモノ作っておいたほうが大事に扱うし永く着たいから」
ということになりまして今回もまた【TUWAMONOスーツ】になり、夏は替えズボンを揃えておく
と持ちが良いということで、ウール78%×キッドモヘア22%のライトグレーのトラウザーズを一緒
に誂えました。(大事笑) オーダー標準価格¥33,600
(気に入ったら、後から上衣を作ってもOKだと思いますよ!)
こちらの下の写真は、「MKJ クラシック」の開発者 「Mr.Murase」 自慢の肩周りと“段差のない
ラペル”です。肩パットは入っていませんが垂れ綿を微妙に調整して見た目は構築されたように
仕上げています。そして、恐らく、本場の欧州の技術をも超えてると思います、上衿と下衿の
間に段差がないのです。継ぎ目に殆んど線が見えません。
画面に顔を近づけて、じ~っと目を凝らしている同業者の方、惜しみなくお見せしますので、
どうぞいらしてください。(遠慮無用笑)




THE SARTORIALIST
Pitti Uomo Recap....Bold Solids


~ ソリッドねぇ ~
~ 今 流行ってるようだけど ~ ~ 上質な生地で合わせないと ~
~ 安っぽいのは いかんよ ~
See you again
by itsformen | 2010-07-26 23:58 | オーダースーツ | Comments(0)