2010年 04月 01日
“マッキントッシュってそんなにイイ??” ~問題解決~ 春&秋にもってこいのコート 編
さあ いよいよスタートしました。日本特有の新年度!!
都会では桜も開花して“春うらら”なんでしょうねぇ~ 羨ましいですねぇ~
でも、こちらはまだまだそれどころではありません! 「さむのっす」
さすがにこの時季のアウターは、何を着ればいいのか皆さん迷ってしまいますよね。
で、何がいいかということで毎年春先と秋口に話題になる“マッキントッシュ”ですが、「着心地は二の次・・?」「寒いとバキバキ暖かいとムレムレ・・?」「雑誌やショップが言うほどカッコよくないし・・?」「お値段が8万~15万?」等々、ということで私には未だに“謎の賜物”でしたので、この度「マッキントッシュってそんなにイイ?
?」をテーマに開発した“春と秋にもってこいのコート”をご提案したいと思います。
(今回も自作自演の“藤原劇場”がお送りします~いい加減顔がシカメになっていますね~
笑ってよ~)
「アルスターコート」 膝上丈

「MKC クラシック」48
ダブルブレスト 6釦
OP 袖口本切羽
*原型筒袖~ターンナップ&
バックベルト可
ウール ポプリン
“ブラックウォッチ”
オーダー標準価格¥89,250
ヴェストも一緒に作っちゃいました!
「VBV クラシック」
襟付 6釦
オーダー標準価格¥22,050
因みにトラウザーズを作ると
オーダー標準価格¥26,250
ジャケットをつくると
オーダー標準価格¥80,850
一揃いそろえておけば “テリー
伊藤ごっこ” で遊べます!
肩パットと毛芯はナッシングにして(裏地は付きます)、優秀なデザインパターンと職人の技とで構築されたフィット感と軽やかな着心地を生み出しました。
原型モデルは膝丈に設定していますが、冬物とは違う軽快感を醸し出すために着丈を膝上にして前釦を上げています。
(最近の短丈はチョイといき過ぎかなと思います~この位が程々の所ではないかしら~百貨店ブランドも量販店に追随しちゃったからなぁ~困笑~でも専門店にとってはチャンス!差別化笑)
秋に出揃う生地では冬向けがメインになりますので、春に出揃う薄手の生地が“春&秋向けのコート”に最適です!(近年の長引く残暑では9月、10月の肌寒い日にも適しています)
マッキントッシュと違ってオーダーメイドでは、3種類の基本デザインパターンと“迷子になる”くらいの生地から選ぶことが出来ます!(贅沢笑)


“鞄に収納”

今回の撮影で私がしつこく持っている鞄は、雑誌LEONで“ジローさん”が声高に訴えている“デカボストン”です!
2泊~3泊のビジネスに旅行にとってもバッチリグッドです!
コートとの相性もイイねぇ~!
【ハーヴェストレーベル】
「ポーカーフェイス」 ブラウン
「HJ-1905」 ¥39,900
今回用いた生地は、使い勝手のいい「WOOLMEISTER」のバンチから選びました。
チェックシリーズもポプリンの他にも三者混のメッシュ調やしなやかなシャークスキン等々豊富に揃います。そして、コートとして何といってもお薦めなのは写真右の「コットンソラーロ」です。
光の当たり具合によって玉虫色に見えることから“太陽の生地”と呼ばれています。
これでカスタマイズしておくと、今年の春と秋はバッチリグッドです!
オーダー標準価格¥92,400


次にお見せするのが冬物の原型モデル基本の3パターンです。
(着丈はどれも膝丈に設定)
先ずは、「アルスター」 オーバーコートの原型と云われていて、トレンチはまさにこれをアレンジしたものといえます。(カッコイイよねッ!納得笑)
~冬物はターンナップ&バックベルトもお薦め~


「ステンカラー」 こちらは今冬評判の良かったモデルですが、春&秋のコートとしても活躍してくれそうです。マッキントッシュがいいと思っていた方は着丈を膝上に設定することによってそれなりの雰囲気を醸し出すことができると思います。
【Super Standard】仕立て 同じブラックウォッチの生地を用いて
オーダー標準価格¥68,250


「チェスターフィールド」 こちらは【Modern Savile Row】仕立てのリニアコートです。
モデルのシングルブレストのピークドラペルの他にノッチドラペル、ピークのダブルブレスト、ステンカラーの基本パターンからそれぞれ10通りのディテール(ポケット等々)を選ぶことが出来ます。
同じブラックウォッチの生地を用いて オーダー標準価格¥84,000


“やっと料理できる”

色は“ミントチョコ!”
チョコブラウンとミントがMixになったようなチェック柄です。
コイツはシングルではなくダブルブレストで料理したいと思っていましたのでやっと形にしてあげることが出来ます。
もちろん「アルスター」のターンナップ&バックベルトでやりますよ!(まぁ 秋口ですけどね)
オーダー標準価格¥94,500
(一応、お客さん優先ですから欲しい方にはお譲りします!)
先日TV番組で作詞家の秋元康さんがAKB48とニューヨークを旅するシーンがあってこの生地にそっくりなアルスターコートを着ていました。やっぱりニューヨークは絵になる。(人間芸術笑)
THE SARTORIALIST
Pitti Uomo, Florence

相性抜群だなぁ
エトロっぽいなぁ
こんな生地が手に入ったら
作ってみたいなぁ
オ・レも東洋人だから
似合うと思うんだけど
い~なぁ~
See you again
by itsformen | 2010-04-01 23:54 | オーダーコート | Comments(0)