2010年 02月 23日
「ティさんの散財物語」 その壱 “散財も財産のうち” 編
<いや~ まいったなぁ~ 使えねえなぁ~ 谷藤さん!>
<ブランド、ブランドってばかり言ってないで、肝腎の“中身”をなんとかしろよぉ~!>
前回、雪模様のNYCと同じ雰囲気を味わえる都市盛岡とアピールしてリンクを貼るつもりだったの
ですが・・・ “ようこそ盛岡へ”・・・これですもん・・・小学生にも嘲笑されそうな・・・(まいったなッ)
周辺は頑張ってるぞぉ~! “カシオペア連邦”や“遠野時間”を見習ったらどうかなぁ~!
都会人たちは、田舎の中に潜む“キラリと光る感動”を求めに来るんですよねッ 都会の皆さん!
え~ 冒頭から愚痴をこぼしてしまいましたが、“お口直し”ということで今回は、太平洋のティさん
の“宝物”の数々をご紹介するその壱をお送りしたいと思います。
「ティさんの散財物語」というタイトルを付けましたが、ティさんは無駄に買物をしてる訳ではあり
ません。好きで好きでしょうがないんです!だから愛情をもってモノを大事にします。
“虚と実の落差”が大きすぎるユニクロのようなものや名ばかりの高級ブランドを転がすような
無駄なことはしません。
“自分だけのモノを創った”

【Sartoria PLUM】 仕立て
「RESZ クラシック」 50
ブリティッシュショルダー
シングルブレスト 1釦 共布包
ピークドラペル フラップレス
「ホーランド&シェリー」
ヘリンボーン
ウール60%×シルク40%
12月のブログ行き着くところは~
「オーダーメイド」でご紹介した
“原反”で料理したのがこちらの
作品です。
写真を見てもお分かりのようにテ
ッカテカしていますが、モヘアの
光沢と違ってシルクの光沢には
気品のある柔らかさを感じます。
「ホーランド&シェリー」 聖地「サ
ヴィルロウ」の貫禄ですかね。
何れにせよゴージャスですこの生地は!



勿論、デザインも優れていますが仕立て上がり
も非常にイイ感じです。
この手の“クラシックな生地”を料理させると歴
然として分かりますね!素材の活かし方を心得
ています「東和プラム」の職人たち。
ティさんはこのジャケットをどこに着てくかって?
そりゃあもう一つの大好物“音楽鑑賞”ですよ!
蝶タイをするかは分かりませんが、ライトグレー
フランネルの「PT01]を合わせるようですね!
ジャケットと共布のクルミ釦にして、裏地はペイ
ズリー柄を用いてかなり個性的に仕上げてい
ます。
自分だけの「オーダーメイド」と“旬のモノ”を
上手く組み合わせて“自分スタイル”を創り上
げているティさんです。
東京「チョークストリーム」で仕立てたチェスターフィールドコート


「ロロピアーナ」の重厚で凛とした品格と純粋な艶を醸し出している濃紺のピュアカシミアの生地
で仕立てられています。
巷に出回っている艶出し加工を施しカシミアコートでまかり通している“ペラ男”(薄っぺらな男)の
ようなものとは一線も二線も画したいですね。(まぁ お値段もウン十万しますからねぇ~キラ星笑)
(*チェスターフィールドコート、一応、ウチの店でも仕立てることが出来ます。ヨロピク笑。
今シーズンはお見せできませんでしたが来シーズンはオーバーコートの原形と云われている
「アルスターコート」をご提案したいと思っています。乞うご期待!)

こちらは、またまた“お宝探し”
の戦利品であります「PT01」と
「PT05」。
“チンクエ”は5ポケットのコーデ
ュロイとデニム。
“ゼロウーノ”はCharles(ライト
グレー)の色違いのHarry(ネイ
ビー)です。
特に、01はそれぞれネーミング
が違い、ベルト、釦、糸の色使
い等ちょっとした所を一型一型
変えてワクワク感を煽ります。
くすぐり方が、“じょんずだごど”
(翻訳:お上~手ぅ~)
チラッと見えるのは“チョコレートスタウト”
“レディスも創れるんですね”

ということで、こちらは太平洋の
ティさんからご紹介頂きました
日本海からお越しのチェさんの
作品です。(ホントだよッ!)
左 「ロイヤル カリビアンコット
ン」のキュートなチェックにサッ
クスのチェックの別布を衿と
カフスの裏に合わせました。
胸のワンポイント刺繍は“ワン
ちゃん”で可愛らしく。
オーダー標準価格¥17,850
(オプション料別)
右 白のスカルジャガード柄に
黒のドットの別布を衿とカフス
の裏に合わせています。
胸のワンポイント刺繍は“スカル”でワイルドに。オーダー標準価格¥14,700(オプション料別)
どちらもレディス専用のスリムボディに、ドゥエのボタンダウン衿と長袖のミラノカフスでノーブルな
雰囲気に仕上げました。
(因みにレディスは、メンズより2,100円アップとなります。手間が掛かるんですって!笑汗)
THE SARTORIALIST
Mr. Akamine Pitti Uomo, Florence Mr. Rubinacci


この時季のプロ達の着こなしは来シーズンへ
向けての参考スタイルになります
プレイド~プレイド~ チェック~チェック~
ふ~む 大西洋のルカ ~ 太平洋のティ ~ やはり世界は繋がっている ~
See you again
by itsformen | 2010-02-23 02:40 | 自分スタイル | Comments(0)