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30年前の“インスピレーション”~感じることが“ベース(基本)”になる編


 うまく繋がりました。今回は、前編のクラシックなアウトドアスタイル~【IHATOVジャケット】
 
の“原点”になる“宝物”が私の所へ戻ってきたので、それをご紹介します。
 
 この秋まで十数年、私のクローゼットには存在してなかったので脳になかったというか忘れて
 たというか・・・。
 (私が it's に入ってからはほとんど着ることがなく、子供たちの送り迎えに丁度いいということ
  で嫁さんの手元にありました。子供たちのヨダレと鼻水と涙が染み込んでいます。笑)
 今年の“旬柄”タータンチェック!存在を思い出して、私の所へ戻ってきて袖を通したときの感
 動!「これだったんだ!!」 思わず心の中で叫びました。

 【IHATOVジャケット】をイメージしていたときに、「いわてのホームスパン」をまとって“自然の中
 の美術館を巡る”がテーマにありまして、パッチポケットでも“ベローズ”(蛇腹のマチ)に執拗な
 こだわりを覚えました。それがこれだったんですね!30年近く前に感じた“インスピレーション”
 がここで活きてくるとは、私も思ってもいませんでした。(感動笑)

 【IHATOVジャケット】の原点、“ベローズ”ポケットのハンティング・ジャケット。

 そして私の自分スタイルの原点は、ブリティッシュベースの“フレンチテイスト”これです!!



     “ベローズ”のインスピレーション                 “原点”

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                                     “ハンティング・ジャケット”

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 これは確か、’82or’83年の頃にトラディショナ
 ル ハウス「キクヤ」にて購入しています。
 私は、’80~’83年までフランチャイズのベーカ
 リー&カフェ(何のことはないパン屋のオヤジ)
 をやっていまして、時代は“DCブランド”が登り
 竜の如く勢いのある時、周りでは「ビギ」だ「ギ
 ャルソン」だ「イッセイ」だとファッショナブルな
 雰囲気のなか盛り上がっていた頃です。
 当時は、残り物のパンが主食だったものです
 から「い~ま以上~こ~れ以上~太られない
 のよ~」という位ヤバイ体型になっていました。
 当然、DCブランドを着こなすなんていうのは
 “ワニの腕立て”状態でしたから「オレのスタイ
 ルはこれだ!」と、トラッドショップの門を叩きま
 した。
 中1から高1までは“IVY系”でしたので、また還
 ってきたという感じでしたね。

 私は、“専門店派”でしたから百貨店は「見てる
 だけ~」で、岩手のトラッドショップの草分け「キ
 クヤ」か、駅ビルの「テイジン・メンズショップ」を
 行ったり来たりしていたものです。
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 「アーガイルクラブ」。当時のトラッドファンに
 は堪らないと思います。故 林勝太郎氏率い
 るブリティッシュトラッドの“最強軍団”「シャン
 タル・デュモ」のアウトドアブランドです。
 
 厚手のブランケット地に鹿の角釦が付いて
 大好きな柄の“ブラックウォッチ”、未だに名
 は高い「フィルソン」のマッキーノクルーザー
 と迷ったのですが、こちらにして“大正解”で
 した。
 (当時も、ちょっとチャチイなぁと思いましたが
  今のは“へなちょこ”に見えてしまいます)
 その当時の「シャンタル・デュモ」には、本場に
 も負けない“本物のものづくり”に拘る気概がありましたね。
 30年近く経ってもモノからその精神が伝わってくるようです。(拘笑)
 (made in japan のお手本になって欲しかったなぁ~)
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 「エーボンハウス」「グレンオーバー」「キーウエスト」etc。
 そういえば、「ボートハウス」にも買いに行ったなぁ~(懐笑)
 で、全国的にトラッドとくれば「J・プレス」が思い浮かびます
 よねぇ~ところが私は、同級生のJTくんの結婚式にと購入
 したチャコールの3ッ釦段返りのスーツの他は、マフラー
 とか小物類しか持っていませんでした!?
 それがですねぇ、売ってくれないのですよ!?「キクヤ」でも
 「テイメン」でも!?「どっちにしようかなぁ~」と迷っていると
 「藤原くん、こっちの方がいいよ」と「J・プレス」を避けるよう
 に他を薦められました。

 ’87年、it's に入って買い手から売り手へと“立場交代”して
 初めてその理由が分かりました。
 “営業一流、ものづくり三流”という文句が業界にはありまして
 それは何かというと、業界のガリバー「オンワード」を指して言う文句でした。
 そうです、「J・プレス」のメーカーです。それで納得しました!(悲しい事実でしたけど・・・)
 そして、2000年からオーダーの世界へ足を踏み入れたのですが、業界の言うことは全く
 同じ!(悲しさを超えて呆れてしまいました)

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 盛岡にはもう、その当時のメンズショップもトラッドショップも
 一軒もありません。
 とーほぐ唯一の100万人都市、仙台ですら壊滅状態です。
 生涯を通して通えるような店は無くなってしまいました。
 「んだがら、岩手の“こだわる男だぢ”は東京さ出はって買物
 してきやんすの」。地方人の性、都会への憧れです。
 (無理もありません、環境と物量があまりにも違い過ぎます)
 私は、それを食い止めようなんていう気持ちはさらさらあり
 ませんが、逆に、盛岡と岩手を知らない都会や県外の“こだ
 わる男たち”
に来て欲しいと思っています。
 都会にも負けない“一流のものづくり”で都会では味わえ
 ないモノをご提供できると確信しています。
 【TUWAMONOスーツ】&【IHATOVジャケット】は
 オーダーメイド・イン・IWATE の代表選手ですね。 
 
  都会~岩手~盛岡~it's formen~オーダーメイド~観光~都会的な田舎~大自然~都会
  
 



         “OYAJIのビタミン補給” 

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 「ソウルバー ジョディ

 “ゲロンパ” チャッチャ チャ~ラ
 “ゲロンパ” チャッチャ チャ~ラ
    
 こんな感じでソウルミュージックを中心に“ビタ
 ミン補給”をさせてくれる、たまに“無性に”行き
 たくなってしまうお店です。(魂笑)

 あれは11月の初めの21時を回ったあたり、
                               その日のオーダーシートの作成を終えようとし
                               ていた時「一人でいだがら早ぐ来てけろ」と同
                               級生のJTくんからメールが送られてきました。
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 きっと部下たちと飲みに出たのはよかったも
 ののお金だけ置いてって空気になり、干され
 てしまったんだなと可哀相に思いながらバー
 ボン&カクテルの「A DAY」へと向いました。
 そして店のドアを開けると“女”とカウンターに
                               座ってるじゃないですか!しかも“本妻”と(笑)c0177259_1364946.jpg
 「A DAY」も3年振りでしょうか、ジントニック
 の後にマンハッタンを飲み干す辺りにJTくん
 「ジョディさ行ぐべ」と言い出しまして、こちらも
 3年振りにビタミン補給をしに行くことになりま
 した。

 久しぶりの「ジョディ」相変わらない空気感!
 カウンターには“昔は女の子”の女性が二人。
 私らが乾杯を終えたのを見計らってSマスタ
 ー、’70年代後半~’80年代のディスコミュー
 ジックをかけてくるのですよ!(我慢笑)
                               ブルーザー・ブロディのような挑発をしてきま
                               す(笑)。
                               そして、昔は女の子たちが踊り始めました。
 すかさずJTくん「おら踊るじぇ」と本妻を残して一人女子たちのもとへステップを踏んでいきまし
 た。(私を呼んだ理由が分かりました。最初からジョディに来たかったんですよ!本妻を私に
 預けて)  
 JTくんの本妻はその昔、「西洋乞食」に毎日のように通っていて患者さんには「今日はもうお終
 いです、また明日」と言って自分はそそくさとディスコへ“直帰”する“つわもの”でした。(女王笑)
 そして、ビールも二杯目に入った頃、「アースウィンド&ファイアー」を打ち上げ花火のように連
 発してくるではありませんか!!(どうしよう笑)
 チャカチャカチャカチャカ タタタタタッ!「ドゥユーリーメンバー~~~セプテンバー~~~」
 もうこの曲がかかったら踊るしかないでしょう!!一度踊り始めると、「やめられないとまらない
 “ビタミン補給”!」になってしまいますからそれが怖かったんですよねぇ~!(やれやれ笑) 

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 踊ってるとお客さんを呼ぶんですねぇ~!
 次から次へと若者たちがやってきました。
 そしてJTくん、若い頃から“宴会部長”として
 鳴らしていましたが、さらに磨きが掛かって
 きて若者たちをリードしながらグイグイ巻き
 込んでいきます。
 “マイコーりょう”ほど華麗ではありませんが、
 独特のムーンウォーカーやブレイクダンスで
 若者を圧倒し、さんさ踊りから阿波おどりまで
 も披露して、その場のお客さんたちを魅了し
                               ていました。(マジで盛り上がりましたよ!笑)
 そして、ラストの曲を踊ったあと若者たちから、拍手、握手、ハグまでされて、さらに帰り際には
 「超~楽しかったです!ありがとうございました!」って送り出されて、超~気分よく帰ってきま
 した。
 
 *実はこの日の夜、冒頭でご紹介した“宝物”のハンティング・ジャケットを十数年ぶりに着用し
  たのです。そして、ジョディに来ていた若者たちの中に、この“宝物”を買った「キクヤ」の息子
  さん(本人はそんなにも若くないはず 笑)がいました。
  これもなんかの“ご縁”だったんでしょうかねぇ~!?





                       THE SARTORIALIST

          Mr.Kurino, Paris                       Paris
 
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 最近はファッション誌などにはあまり登場しなくなりましたが、30年経っても参考にしています。
 Mr.Kurino のセンス!着こなし!(変わったといえば“髪の色”くらいではないかなぁ!?笑)

 私の“フレンチテイストの原点”はこの方がビームス時代に提唱していた“フレンチアイビー”
 に触発されたのがキッカケになっていると言ってもいいでしょうね。 
 (本当にこの人のセンスは“ピカイチ”だと思います)

 それでもって来年は、ゼイ肉ならぬゼイ脂肪を減らして(望笑)こちらの“海老蔵似”のおニイ
 ちゃんのようなヘアースタイルにしてみようかなぁ~と思ったりしていました。(刈笑)



 ~海老蔵といえば~ 「安岡正篤」 一日一言より

  11月30日 お題 “海老”

  海老は永遠の若さを象徴しているというので、めでたいものとされる。
 というのは、あれは生ける限り何時までも殻を脱ぎ、固まらない。
 ことに万物がぼつぼつ固くなる秋に、彼は殻を脱する。
 生ける限りよく殻を脱いで固まらぬ、いつまでも若さを失わない、よく変化していくという意味
 で、海老はめでたい。
  自己の殻、学問の殻、仕事の殻、会社に入れば会社の殻、役所に入れば役人の殻、
 なかなか脱けられぬものであります。
 これが脱けきらぬと、人間が固まってしまう。



                                                See you again 

by itsformen | 2009-12-09 23:09 | 自分スタイル | Comments(0)

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