2009年 10月 14日
「オーダーメイド・イン・IWATE」 “秋田ふるさと村”からようこそ岩手へ! “上質な仕立てを”編
ということで今回は、秋のキャンペーンのちょっと前に「ホームページを見て来ました」と、今や、
盛岡冷麺や盛岡じゃじゃ麺をはるかに凌ぐ勢いで、芸能人からも「うんめぇ~!」とか「きゃあ~
超~おいしい~」とか(笑)、全国的に大人気の“横手焼そば”の本拠地、秋田の横手から「上質
な仕立てでお願いします」とやって来てくださいましたHSさんの作品をご紹介します。(喜笑)
“【Sartoria PLUM】で仕立てたい”

【TUWAMONOスーツ】
MKJ クラシック 48
シングルブレスト 2釦
チェンジポケット スラント
ACP ノンタック トラウザーズ
HSさんもウチのHPとブログをよく見て
いてくださいまして、「東和プラム」の
仕立てに興味を持たれ、オーダーは
初めてとのことでしたが、“上質な仕
立て”をご希望でしたのでシャツ、ネク
タイも含めてそれなりのご予算を立て
てきてくださいました。
HSさんは、秋田県民の命を守るべく
仕事柄、スーツを着る機会は年に10
回程度のようですが、今回は、“結婚
式”にお呼ばれされたのを機にオーダ
ーメイドで新調したいとのことでした。

それであれば【TUWAMONOスーツ】
がベストチョイスだと思いましたので、
新着したばかりの生地バンチから、こ
ちらのグレーとブラウンがMixになっ
たオルタネートストライプの生地を選
んでもらいました。
基本サイズが46or48とハウスモデ
ルと同じでしたので「MKJ」と「LBS」
で着用感を比べて、ナチュラルな肩で
タイトなフィット感の「MKJクラシック」
のデザインパターンを選択しました。
それにしても、ボディ(人台)に上下で
着せて撮った中で、一番バランスよく
見えます。
真横から見ても非の打ちどころがあり
ません!(感嘆笑)
何度も言っていますが「葛利毛織」の
生地を「東和プラム」で“料理”すると
“最高傑作”が生まれます!(満笑)
スーツとしてのサイズバランスは申し分ないのですが、実際に着用した姿は、ちょっと“ゆとり”が
あり過ぎたかなという感がありました。というのは、HSさん、日頃体重の増減が激しいのと年齢も
団塊ジュニア世代のシンガリですから、これからがOYAJI体型になりたくなくてもならざるを得なく
なってしまいますので(笑ごとでない)、その辺も考慮してバランスのいい寸法で仕立てました。
(HSさん、2~3年しても体型が変わらなければ、肩はジャストフィットなので胴廻りを少し詰めて
もいいかもしれません。その時は遠慮なくお持ちください。但し、太りすぎはいけませんよ!笑)



ドレスシャツは、「ロイヤル・カリビアン
コットン」の光沢がある白地に細かい
市松模様が入った織柄の生地を選び
ました。
衿型は「チャールズ・ワイド」、カフス
は人気No.1の「ノーブル」でキメて、
貝釦を具えて“上品”に。
そして、結婚式には必須アイテムの
「共地ポケットチーフ」も具えました。
ネクタイは、写真で着用のライトグレ
ー地にパープルとモスグリーンのレジ
メンタルを選んで頂きました。
京都西陣製 it's オリジナルタイです。

「ポールスミス」
こちらの靴は、スーツを引き取りにいらした時に
「カワトク」(盛岡の百貨店で北東北では地域一
番店)で購入されたポールスミスの靴です。
来店されて二度目でしたので、図々しく開けて
見せてとは言えませんでしたから(テレ笑)、ど
んなデザインなのか後からメールで質問してみ
ました。
「プレーントゥ」の黒、Vフロントと書いていたの
でおそらくこんな型だと思います。
前出の横手のHHさんもそうですが、ポールスミ
スでスーツの下見をしてからウチの店にいらしてますし、元々、ウチに来ているお客さんはポール
スミスがお好きな方が多いと思います。
“クラシックスタイル”がベースになっていますから、きっとテイストが似てるんでしょうねぇ。
アレンジ力も素晴らしいものがあるし、いつも面白いコレクションを提案してきますよね。
THE SARTORIALIST
New York At Louis Vuitton, Paris


明らかに“メンズ仕立て”のダブルブレストを “上質なセンス”
颯爽と“カッコよく”着こなしています!
NYのビジネスウーマンは男と対等に渡り合える 「ビューティフル!惚れるっ」
ファッションを心掛けているとか!?
(ウチにもこうゆう女性来ないかなぁ~望笑) 何といっても“記号”(ブランド)がない!
See you again
by itsformen | 2009-10-14 23:58 | オーダースーツ | Comments(0)