2009年 02月 22日
“イーハトーヴのOYAJIたち” 「オヤスナ」 休日編
皆さん、お待たせしました。
今や世界のファッションデザイナー達がこぞって“パクリ”に詣でている日本の若者文化「ストス
ナ」 に対抗するつもりはみじんもないですが(笑)、ここ its formen では“イーハトーヴのOYAJI
たち”を取り上げて、オヤジスナップ略して「オヤスナ」をお送りしたいと思います(笑)。
今回は、30代から70代までの方々に登場してもらい、それぞれの休日の“自分スタイル”を「オ
ヤスナ」させて頂きました。
(*私の毒舌なコメントも入りますが「堪忍しておくれやす」・・・ここでなぜか京都弁??)
“さり気なく”

先ずはトップバッター、30代の盛岡のTKさん
です。
2008大晦日のブログを華やかに締めくくり、
HP「いわてのホームスパンにこだわる」のペ
ージでは皆さんの“目と気”を惹きつけた【IHA
TOVジャケット】“パリのエスプリ”のオーナー
です。
「1月の天気がいい休日に寄ってみますよ」
と言われていた通り、この日はお日柄もよく?
ご覧のようにこの時期では珍しく雪が全くない
春のような陽気の日にいらっしゃいました。
「穿き古したジーンズに、コートを羽織るような
感覚で着たい」
とのテーマでお作りした“ロングジャケット”
“さり気なく”キマっていますね。

首元に巻いたピンクのカシミア
マフラーがアクセントになって
洒落感を引き出しています。
愛車「ジャガーXJS」とのコン
ビネーションが抜群にいい感
じですね。
この頃のクラシックなタイプは
ホントにジャガーが駆けている
ような“美しい流線形”をしてい
ます。
マジで“惚れぼれ”します。

何時見ても何度見ても飽きが
こないでしょうね。
そして右手に持つのは、お正
月に東京の丸の内を散歩して
いてめぐり会った綺麗なバー
ガンディのレザートートバッグ。
“一目惚れ”でした。
革に刻まれた刻印には、
大好きな「グレンロイヤル」
勿論、即買いしたそうです。
(*ジャガーの一番美しいアングルは“斜め後ろ”なんですよ。次は必ず!“パチリ”)
“雪やこんこん”

こちらは40代の岩手のXさんです。
この日は、前日の久しぶりのまともな雪降りで
道路が雪でグチャグチャだったのですが、
Xさんは、待ってましたとばかり“フル装備”を
してやってきました。
そしてこの日の“自分スタイル”のテーマは、
「チェ 4?歳雪中行軍」
(*ゲバラが40代まで生きていたらアフガン
へ行ったであろうと想像して)
で、俺の名は、「チェ・デッパラ」だとマジな顔
をして言っていました(笑)。
肩には何気に、珍しい色の「ダミエ」のトート
ショルダーをかけています。
Xさんのお気に入りの遊び場は銀座なんです。
先日も、「伊勢丹のメンズ館は飽きた。やっぱすオラは銀座がい!」と言っていました。
この“カモフラのカーゴパンツ”は、子供たちを原宿の竹下通りに放し飼い(*こうゆう表現をしま
す)にした時に「ギャップ」で手に入れたそうです。
ウエストもレングスもサイズがピッタリ!この時とばかり“おとな買い”をしようとしたら「これしか無
いっす」と言われて断念。それ以来、ジャストサイズに出会ってないようです。

そして、この日の“ヒット”は何
と言ってもこの“マウンテンブ
ーツ”でしょうね。
何しろ雪道でしか履かないらし
いですから。
いい感じなのでどこのかなと
思って、よ~く見てみたら、ヤ
ラレました。
“ルイルイ”してましたよ。
「銀座でこうゆうの履いでる奴
いるけど、陸サーファーど同じ
だべ。雪道で履ぐのが“本物”
なんだ」と言っていました。(う~ん、納得!)
(*Xさん、これで「マーク・ジェイコブス」や「トム・フォード」のスーツが合う体型をしていたらウチの
店には来ていなかったでしょうね。本当にオーダーメイドをやっていて良かったと思っています。)
“専属モデルになりつつ・・・”

さあ~ 皆さんもうお馴染みのits formen の
“ジローラモ”こと50代のChoo@さんです。
前回の“マスタードを効かせる”で登場した
「ブリーフトートバッグ」を早速購入して頂きま
した。
モノトーンとインディゴの中にうまくマッチング
しています。
この日着用のジャケットは、【IHATOVジャケ
ット】と名前がつく前にオーダー頂いた、「日本
ホームスパン」の純毛生地を用いて仕立てた
ものです。
白X黒のバランスよくMixされた“ソルト&ペッ
パー”のホームスパンらしい織り柄。
いわてのホームスパンならではのふっくらと
した軽くて暖かい風合いが、行動的で“ヤン
チャ”なChoo@さんを優しく包み込んでいま
す(笑)。

この日のChoo@さんは、休日出勤をして、
溜まっていた仕事をこなしてからウチの店に
立ち寄りました。
そして、こんなことをしながらちょっと遊んで、
「これからフィットネスクラブへ行って身を引き
締めてから“聖なる活動”をしてきます。」
と言い残して去っていきました。
「オヤスナ」最中も“弁慶の立ち往生”なくらい
の勢いで、メールが矢のように入ってきていま
したから。
そうなんです。この日は「聖バレンタインデー」
ほとんど“プロの方々”なんでしょうけど、“聖な
る活動”って気になりますねぇ~
まあ、聞くだけ“野暮”ってことですかね(笑)。
“オウィ~す”

こちらは、一世代ポンと飛んで70代、宮古の
“御大”KKさんです。
“オウィ~す”で印象深かったと思います。
(*実際70代には見えません!本人も
「オラホまだ六十で通るおんす」と言ってます)
この日は、お店は休日ですが業界のパーティ
ーがあるそうで、盛岡駅近くの「ホテル・メトロ
ポリタン ニューウィング」まで出向く途中に立
ち寄ってくれました。
前出ご紹介した、金茶フランネル【TUWAMO
NOスーツ】をうまく着こなして頂いていました。
ピンクのクレリックシャツ「ショートワイドカラー」
に、ボルドーの織り柄のタイを合わせてドレッ
シーになりすぎずに、ややラフ感を醸しだして
“自然体”を演出しています。

実はこのとき、タクシーを待たせていまして、同
じような写真になってしまいました。
KKさんは、「お~し、写真撮るんだばコート脱
ぐが?」と言ってくれたんですが、タクシーを待
たせている手前、私の方が遠慮してしまい、
「そのままでオッケーですよ!バッチリです!」
と言ってしまって後から後悔していました。
「オヤスナ」を撮るときは遠慮せずに“ビシバ
シ”撮りますので皆さん宜しくお願いします。
それにしても、今年の冬は暖かい。
宮古は“三陸海岸”にありますので盛岡と比べ
ても5度くらいは気温が高いです。
なので綿のコートで十分なようですね。
それでも岩手の冬は“革底靴はヤバイ”です。
いつどこで雪に見舞われるか分かりませんし、夕方以降は道路が“スケートリンク”になります。
スタイリッシュで“カッコいい”都会からいらした人が、盛岡駅を出たとたん“ひとりドロップキック”
する姿をよく見かけます。(*十分にお気を付けくださいませ。笑)
“企み”

「オレっ!太った???」
写真をアップした瞬間、
思わずそう思いました。
確かに昨年より2㌔ほど
アップしています。
ということはウエストも2㌢
メタボになっています。
“ヤバイ”
(正月休みすぎたかな)
この日は、ある“企み”があり
まして「盛岡手づくり村」(*盛
岡の伝統的な工芸品や食文
化を体感できる数寄屋造り風
の建物に15社の工房が軒を連ねている。小岩井農場や雫石スキー場、網張スキー場、岩手高
原スノーパークがほど近い。)に行ってまいりました。
今、お世話になっている工房の親方には、三度も足を運んで頂いて“わがまま”をさせて貰って
います。
本当に、快く引き受けてくださってありがとうございます。
まだまだ発表できる段階ではないですが、キーワードは、「感性価値、創造、上質なものづくり、
世界へ」です。
次回は、春夏物生地(見本)のご案内です。
See you again
by itsformen | 2009-02-22 01:17 | 自分スタイル | Comments(2)

今回のブログっ(^o^)
まるで ファッション雑誌を見ているよう・・
皆さん 都会的で こんな素敵なメンズが
盛岡いたなんて・・と 感動!!
あ~ フェイスも見たい~!!と うずうず・・
・・最後に なんとも親しみの HUKKUNっ
いきなりの顔のせに あたくし まるで身内を見ているようで
こっぱずかしぃ気持ちになり 一人赤面しておりんす・・(^^*)
・・ほんと ふとった?(>_<)
早く 元に戻して下さいm(_ _)m
でも、ナイショの話ですけど、フェイスを見てしまうと・・・。(好みかな)
さっきも鏡を見たんだけどそんなでもないんですよね。
お客さん達に言われるようにウチの店の鏡は“細く”見えるのかしらね。