2009年 01月 29日
もりおかクラシック その弐 盛岡町屋「くらしの手しごと」
今回は、「エコリメイク」の制作を依頼している工房「蟻」の西條美子さんとその仲間たちによって
昨年の12月20日・21日に開催された、盛岡町屋「くらしの手しごと」展の模様を「サクッと」お伝
えしたいと思います。
まんつ場所が“もりおかクラシック”なのでやんして、「盛岡まち並塾」の事務局の方々が中心と
なって、盛岡の伝統文化を感じられる建造物などの“町並み”を保存、修繕し、昔ながらの“暮らし
の文化”を体感できる盛岡人お薦めの“くらすっく”などご(翻訳:スポット、場所)なんでやんす。
「鉈屋町界隈」と申すますて、盛岡町屋(現在は建物を修繕してギャラリー、カフェ、サロン等にも
活用)は勿論のこと、「原敬」「米内光政」「藤原」の菩提寺、造り酒屋の酒蔵、清水(天然ナチュラ
ルウォーター。共同井戸として今でも多くの人の飲料水、生活用水に使われでいやんす)が二ヶ
所、その他、江戸時代から続いでる文房具卸問屋とか明治、大正、昭和の時代から商いを営ん
でいる店屋っこが軒を連ねでるのでござんす。
都会の皆さんには、“京都の町屋”を田舎臭くしたどごと想像して貰えればい~ど思いやんす。
遠い昔は、「夏目雅子」主演の映画“時代屋の女房”、近い昔は、NHKの朝ドラ“どんど晴れ”
では大した出はってらんした(翻訳:よく出ていました)。
んで、どごでやったかというと、盛岡町屋の中の「旧八百倉家」と云いまして、昨年修繕されたば
かりのとっても趣のあるサロンを使わせで貰ったようです。
(盛岡の人だぢさも場所分がらねど思うがら教えどぐ。老舗のジーパン屋「木棚商店」の隣りの
隣り辺りだがら)
<*実はこの両日、私は行ってねのす!(笑汗)
この日は、スタイリストの吉田淳子さんがリポーターとして取材に行きました>
“お台所メイド”雑貨 工房「蟻」西條美子


*テレビ岩手の番組「ドキドキアミーゴ」の生中継の後、突撃取材!!
<は~い、スタイリストの吉田淳子です!>
<今日は、盛岡市鉈屋町にあります町屋、旧八百倉家のサロンで催されてる盛岡町屋「くらしの
手しごと」展におじゃましていま~す!>
<こちらが、今回の主宰者で工房「蟻」の西條美子さんです>
<西條さんの作品のテーマとか特徴を聞かせてもらえますか?>
≪はい、今回は、“お台所メイド”な雑貨ということで、昔、お台所の片隅でお母さんが手作りして
たようなどこか懐かしい、でもちょっと特別なモノを作ってみました≫
≪アイテムは、天然素材多用の“紅茶染め”ストール、麻のバブーシュ、エプロン、トリプルガーゼ
のストックバッグ、フェルトのルームシューズ、子供用のニットのテンガロンハットなどです≫
≪日常に“ちょっぴり感じる幸せ”の中のひとつになってくれれば嬉しいです≫
(*それにしても西條さんは登場する度に別人のように出てきますねぇ~やはり“謎の七変化”)
(そして私は、今回の作品からインスピレーションを感じたモノがあります。“バブーシュ”です!
モロッコ製の羊革のモノがベターですが、高温多湿の日本では麻やガーゼ素材が合うのではな
いかと思っていました。
これからの住宅事情、圧倒的にフローリングスペースが増えていくなか、自分でも欲しいと思って
いたアイテムです。
土足禁止にしている会社のオフィスでも費用対効果抜群です。
「エコリメイク」や「いわてのホームスパン」のアイテムとしてもい~んでね~の!西條さ~ん!)
<そして仲間たち>
“吹き硝子” Contrail 吉田浩子 “何気にカワイイ”帽子 工房「JUN」


吹き硝子の吉田浩子さんは、“アートフリマ土澤”にも出展していて淳子さんと西條さんとはそれ
からのご縁のようですね。
滝沢にある、ガラス工房「ガラ舎」のアシスタントをしながら創作活動をされているようです。
(なかなか評判良く、無くなるくらい売れたって言ってましたよ!)
帽子の「JUN]さんは、西條さんと作家仲間らしいのですが、名前は伏せてなそうです(笑)。
(淳子さんが、「カワイイのいっぺあって大変だった!興奮すてスマった!」と言ってました。笑)
“手紡ぎ”糸 狩野直子 昆野春香

狩野直子さんは、西條さんの大学
(岩手大で美術専攻)時代の後輩
で、昆野春香さんは現役の岩手
大生、やはり“アートフリマ土澤”
に出展していましたね。
お二人は、いわゆる「いわてのホ
ームスパン」の作品の展示販売、
“糸紡ぎ”と“マーブル染め”の
体験工房を実演をしながらやって
いました。
(しかし、淳子さんは若くないけど“ワカイ”ですよねぇ~笑
若い頃から、カメラを向ければどんなことがあっても“カメラ目線”はキープして自分をアピール
してきます。モデルでも目指してらったんだっけか?!
今回のリポーターも「マイク持ってやりてがった!キヌちゃん羨ますな!」と言ってました。
テレビ局の方々、スタイリスト兼リポーターもやらせでみだら?若ぐねけど!笑)
盛岡町屋 旧八百倉家の外観



イベント当日、カメラマンが外観を撮り忘れて
きたので、今朝っ!私が撮ってきました!
綺麗に修繕されていて風情を感じる佇まいに
なっています。
機会があったら中も拝見したいですね。
こういう所で、ウェディングドレスとウェディング
スーツの展示会をやってみたいものです。
如何でしたでしょうか!?“もりおかクラシック”
「町並み全体も撮ってくればいいのに」と思っている都会の皆さん、それじゃあ“イーハトーヴの
旅”をする楽しみがなくなってしまいます。
「百聞は一見に如かず」 です。
次回は、「エコリメイク」&新作の作品集です。 お楽しみに!!
See you again
by itsformen | 2009-01-29 23:48 | もりおかクラシック | Comments(0)