初夏
今年は5月に真夏日を記録したりして初夏を待たずに初夏になった感がありますが、最近の湿っぽい空気は早くも梅雨入りしたかのような気配を感じます。
今年は何もかも2週間ほど早く来てますね。
良いんだか悪いんだか…。
〜次世代グリーン de スタイリッシュに〜
ウェディングスーツ
【Super Standard】 仕立て 〜スリーピース〜
「N-base」 シングルブレスト2釦 ノッチドラペル 胸Pバルカ 腰P両玉縁フラップ スラント 袖口本切羽4釦 重ね 釦クロス掛け サイドベンツ OP・ピックコバステッチ
ヴェスト 「D-base」 シングルブレスト5×5釦
1タック トラウザーズ 「A-base」82 裾幅18cm
「CANONICO」Italy “MOHAR TWILL” ダークグリーン Wool 84%×Mohar 16% 260g/m
オーダー標準価格¥100,100(本体91,000)
〜ドレスシャツ〜
「ロイヤルカリビアンコットン」 DARTS DESIGN 「ユーロクラシックワイド」カラー「ダブル釦ラウンド」カフス
オーダー標準価格¥16,500(本体15,000)
そう!去年のクリスマスの日でしたね。
ウェディングスーツのことでご相談があるということで、奥さまとご一緒にいらしてくださいました。
十年ほど前に、旦那さまのウェディングスーツを誂えていただいているYさんから、藤原さんのとこに行ってみるといいよ!と推されてのことのようでした。(本当に有り難いことです)
会場や日取りのことなどを伺い、五月の初旬にガーデンウェディングのスタイルで行うとのことでしたので、生地を選ぶのは春夏物が揃った辺りがよろしいでしょうということで、三月の初旬に再訪していただくことになりました。
初訪の時に、「これから“グリーンが来る”と思いますよ!WBCで活躍した大谷選手や村上さまもオフのスーツスタイルではダークグリーンを着てましたよ!ガーデンウェディングなら尚さらイケるんじゃないですかね」というようなことを前振りでお話ししたのですが、案の定!その日にチェックを入れたグリーンの生地は品切れになってしまいましたが、再訪して初物の中から選んでいただいたのが、非常に上品な雰囲気のあるモヘア混の無地のダークグリーンでした。(写真ではグレーっぽく見えますがグリーンです)
ウェディングスーツのデザインは、ひと頃主流だったジャケットのロング丈はとんと影を潜め今ではフツー丈が主流になりました。なので自然の流れで選択する生地も後のちフツーに着られるものに落ち着きます。
そんな中でもこのダークグリーンは、個性的でありながら落ち着いた雰囲気を醸し出す次世代に主流になりそうな気配を感じさせますね。
お引き取りにいらしてひと通り試着していただいた時に奥さまが発した「まあ!綺麗なシルエット」と仰ったのが今でも思い出されます。
なにせご本人がスタイリッシュな体型なものですから本番でもカッコ良く素敵なウェディングをお披露目されたことでしょう。
そんな今回のご依頼人は、いつの時代でも男のスーツスタイルに女性は憧れるもの、スタイリッシュな体型を維持してほしい20代半ば、盛岡のMさんです。
〜末永くお幸せに〜
“初夏だね〜” 〜サロンの窓から〜
〜f.collective〜