一週間経つのは早いもんですね〜!
街なかはもうあちらこちらで落葉が盛んになり、何となく寂しさを感じる雰囲気が漂い始めました。
暦の上では立冬も過ぎ普段の装いも本格的に冬物を意識し始める時期ですね。
冬物のオーダーメイドの年内納めに間に合わせる時期も近づいてまいりました。
一週間はあっという間ですよ〜!
〜クラシカルなスーツスタイルに拘る〜
【Super Standard】 仕立て 〜スリーピース+スペアパンツ〜
「B-base」 シングルブレスト3釦 ノッチドラペル 胸Pバルカ 腰P両玉縁フラップ+チェンジ 袖口本切羽4釦 サイドベンツ OP〜・本水牛釦 二の字掛け ・裏地 ヘラルボニー「かぶと」安斎隆史
ヴェスト 「D-base」 OP〜・ダブルブレスト6×3釦 ・ソリッドブラウン裏地
1タック トラウザーズ 「B-base」88 裾幅20.5cm OP〜・サイドアジャスター ・サスペンダー釦
「葛利毛織 DOMINX」Japan “Super Stretch” ソリッドブラウン 310g/m
オーダー標準価格¥137,500(本体125,000)
〜異彩を放て〜
〜仕事着はやっぱりスリーピース!〜から2年と数ヶ月、昨年はリンクルフリーのドレスシャツをお作り頂いていましたが、今年はビシッとバシッと
“仕事着のスリーピース”を2着オーダーいただきました。
今回の2着は前回と同じスリーピース+スペアパンツでも、デザインパターンはブリティッシュタイプに、生地は“Made in Japanの雄”葛利毛織に衣更えし、より強固なスーツスタイルを作り上げました。
ですから、ジャケットもヴェストもトラウザーズも全て衣更えしたカタチです。
前回はクラシカルなスーツスタイルでもタイトフィットを意識しましたが、今回はシルエットやディテールなどブリティッシュテイストをふんだんに盛り込みました。
ご自身も段々とこっちの方向に向いていくと思いますのでと仰っていました。
ただ、180cmを超える長身でしかも筋トレが趣味みたいなところがありますので、お会いした時のチェストラインの発達具合といったら目も当てられません。
それと今回は、以前にお話ししていた“ヘラルボニーの生地を裏地に用いてみる”ことを実践したいということで、2着ともその予定だったのですがいざ川徳にあるショップに行ったところ、ブラウンに合わせる“かぶと”は調達できたのですがグレンチェックに合わせる白黒の“まる”は完売になっていまして追加生産もしないということでした。
残念無念でしたが気を取り直して、候補の柄裏地の写真を何枚かお送りして白黒ではなかったのですがペイズリーのバンダナ柄を選んで頂きました。
表からは見えない裏地に拘るのもスーツスタイルを愉しむうえでの“裏技”ですね。
そんな今回のご依頼人は、4〜50代の先生方には本当に見習って欲しい“本来の仕事着”に誇りを持ち楽しみながら着こなしていらっしゃいます今年30才になりました、二戸のKさんです。
【Super Standard】 仕立て 〜スリーピース+スペアパンツ〜
「B-base」 シングルブレスト3釦 ノッチドラペル 胸Pバルカ 腰P両玉縁フラップ+チェンジ 袖口本切羽4釦 サイドベンツ OP〜・本水牛釦 二の字掛け ・ペイズリーバンダナ柄裏地
ヴェスト 「D-base」 OP〜・襟付きシングルブレスト6×5釦 ・ペイズリーブラック裏地
1タック トラウザーズ 「B-base」88 裾幅20.5cm OP〜・サイドアジャスター ・サスペンダー釦
「葛利毛織 DOMINX」Japan “Tasmania Blend” 白×黒グレンチェック 330g/m
オーダー標準価格¥135,300(本体123,000)
“光線を放て” 〜サロンの上から〜
〜f.collective〜